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禅や銭湯で心ととのう冬の京都の旅へ。宇治抹茶お香づくりの特別体験も

  • 2022年2月14日
  • ことりっぷ


桜や青もみじ、紅葉など四季折々の景色が楽しめ、一年を通して何度も訪れたくなる京都。底冷えするほど寒さが厳しい冬の時期は、歴史ある銭湯を訪れたり、お寺で坐禅体験をしたり、オフシーズンだからこそゆっくりと過ごせる魅力的なスポットが豊富です。せわしない日常から離れて、冬の京都で身も心もととのえる旅に出かけてみませんか。
京都府内には100軒以上の銭湯が現存しており、戦前から続く歴史ある銭湯や天然地下水を使用する銭湯など、近年のサウナブーム到来によって注目を集めています。その中でぜひ訪れたいのが、京都市営地下鉄烏丸線・鞍馬口駅から徒歩約20分のところにある「船岡温泉」。1923年に創業し、料理旅館「船岡楼」に併設する浴場として誕生しました。
暖簾をくぐり脱衣場に入ると、色鮮やかなマジョリカタイルが一面に広がっており、その美しさに思わず目を奪われてしまいます。天井に彫られた鞍馬天狗の彫刻や、脱衣所の周りをぐるりと囲む欄間の透かし彫りには、京都三大祭りの一つ葵祭の行列や、今宮神社のお祭りの様子などが彫られており、目にするものすべてが芸術作品のよう。
お風呂は日本で初めて導入された電気風呂をはじめ、ジェットバス・露天風呂・くすり風呂など種類が豊富。そのほかジェットバス、檜風呂、露天風呂などさまざま。日替わりで男女のお風呂が入れ替わるので、いつ訪れても違ったお風呂を楽しむことができますよ。金閣寺にもほど近いので、京都観光の合間にお風呂で温まっていってはいかがでしょうか。
船岡温泉から鞍馬口通りを東へ200メートルくらい歩いた先にある「さらさ西陣」で、観光の合間に食事やスイーツを楽しんでみてはいかがでしょうか。こちらは、1930年開業の銭湯「藤の森温泉」をリノベーションしたカフェです。
壁一面には、大正から昭和初期に作られた和製マジョリカタイルが彩り、店内に入った瞬間からエキゾチックな雰囲気に包まれます。脱衣所や洗面台など、銭湯ならでは面影が残っており、食事をしながらノスタルジックで開放感あふれる雰囲気を体験することができます。
さらさ西陣の名物といえば「トルコライス」。オムライスにトンカツをのせ、たっぷりのタルタルソースをかけてあるのが特徴です。そのほか、エビフライとナポリタンなど人気の洋食メニューがワンプレートに。サラダやスープもついてお腹も大満足です。
食後には、ケーキとコーヒーがおすすめ。ケーキは、キャラメルチーズケーキやアップルウォールナッツケーキなど豊富な種類から選ぶことができます。ハンドドリップで淹れたコーヒーと一緒にどうぞ。
京都デスティネーションキャンペーン第56回「京の冬の旅」では、「建築の美」と「茶人ゆかりの禅寺」をテーマに、普段は見ることができない文化財の特別公開を14ヶ所で実施しています。今回訪れたのは、北大路にある「大徳寺 大光院」。こちらは、豊臣秀吉の弟・秀長の菩提寺として1592年に奈良・大和郡山に創建。後に1599年に大徳寺山内に移された臨済宗大徳寺派の寺院です。
この寺院の見どころは、移築後に復元された茶室の「蒲庵」。入口の扉が1つで、3畳ほどのこぢんまりとした広さなのが特徴です。黒田長政、加藤清正、福島正則の三武将がそれぞれ一つずつ石を寄進したということから「三石の席」とも称されています。特別公開は、3月18日まで。気になる方は早めに拝観に行ってみてはいかが。(茶室は一般写真・動画撮影禁止)
地下鉄・鞍馬口駅から徒歩3分の場所にある「閑臥庵(かんがあん)」は、山号を瑞芝山という黄檗宗の禅寺です。京都は国内でも特に禅寺が集まり、「禅寺を訪ねたい」と旅する方も多い場所。この「閑臥庵」では、幻想的なお庭を眺めながら黄檗宗伝来の京懐石普茶料理をいただくことができます。
江戸時代初期より黄檗宗の伝来とともに日本に伝わった普茶料理は、季節の新鮮な食材を使用し、高タンパクで低カロリー。「閑臥庵」の普茶料理はお昼と夜のコースがあり、今回いただいたのは夜の基本的な普茶料理のコース「竹膳」(2~3日前までに事前予約要)。
宇宙を象徴する五色(青・黄・赤・白・黒)の食材とはしり、旬、なごりを取り入れており、盛り付けの細やかな美しさに思わずうっとり。季節の食材の仕入れによりメニュー内容が変わるので、いつでも旬な食材を使った味わいが楽しめますよ。
京阪宇治線・黄檗駅から徒歩5分の場所にある「萬福寺」は、明の高僧・隠元禅師が江戸時代に開創した黄檗宗の大本山。読経をするときに打ち鳴らす木魚の発祥の寺院として知られており、斎堂の前方入口には木魚の原型である「開梆(かいぱん)」が吊るされています。
ほかの寺院建築と異なるのは、寺院全体に中国の明朝様式を取り入れているところ。萬福寺の住職は中国僧が務め、今もお経は中国語読み。龍の背の鱗をモチーフにした参道や「卍くずし」と称される門戸、アーチ状に造られた黄檗天井など、三門をくぐった瞬間から、隠元禅師が伝えた中国文化の特徴が身近に感じられます。
萬福寺には禅専門道場がおかれており、実際に禅修行を体験することができます。そうだ 京都、行こう。「禅と湯 ととのう京都」現地観光プランでは、3月1日、3月15日に坐禅体験や中国式精進料理「普茶弁当」をいただくツアーを開催しているので、気になる方は早めにチェックしてみて。
次に訪れたのが、京阪宇治駅より徒歩約15分ほどの場所にある「興聖寺」。1233年中国から帰朝された道元禅師が、道場修行として伏見深草に日本で初めて開かれた禅宗寺院です。石門から山門まで続く約200mある琴坂は紅葉の名所になっており、ゆるやかな坂道を散策しながら赤く色づいたカエデの美しさを楽しむことができます。
そうだ 京都、行こう。「禅と湯 ととのう京都」現地観光プランでは、期間限定で宇治抹茶のお香づくりの体験をすることができます。お菓子の木型で型抜きをした招き猫や木魚、たけのこなど、かわいらしい形も魅力的。宇治抹茶を混ぜ込んだお香は、やわらかい香りで心も体も癒されます。
出来上がったお香は持ち帰ることができます。さらに「ほうじ茶お香」2個つき。お香は、温めて香りを出すタイプなので煙が苦手な方にもおすすめですよ。
冬の京都をより楽しんでいただくため、「そうだ 京都、行こう。」オリジナルの銭湯タオルや対象寺院と銭湯・サウナをまとめた「ととのうMAP」、銭湯回数券などをそろえた「ととのうセット」を販売しています。「ととのうセット」は、JR東海「ずらし旅 選べる体験」のひとつとして選ぶことができます。冬の京都で、身も心もととのえる旅を満喫してみてくださいね。
※お出かけの際は行政による移動自粛についての最新情報や各施設の営業情報をご確認ください。

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