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洗練したスイーツとモチモチのカヌレをお目あてに歩く日本橋兜町♪「Patisserie ease」

  • 2022年1月23日
  • ことりっぷ


パティスリーではめずらしいオープンキッチンのあるスイーツのお店「Patisserie ease(パティスリー イーズ)」。希少なアマゾンカカオや季節のフルーツを使った美しいケーキやクロワッサンやカヌレなどのヴィエノワズリを求めて、遠方から訪れる人も多いお店です。扉を開けるとオープンキッチンのライブ感も楽しめますよ。
明治時代に日本で初めての銀行や株式の取引所が誕生するなど、金融の街として注目を集めてきた日本橋兜町。時代の流れとともにその横顔が少しずつ変わり、最近は歴史のあるレトロな建物をリノベーションしたホテルやカフェが増えつつあります。そんなエリアの街角にたたずむ「Patisserie ease」は落ち着いた雰囲気のオシャレなパティスリーです。
ナチュラルな緑色の外壁のお店のドアを開けると、コンクリ―トの壁に木目の床といったスタイリッシュで開放感のある空間が広がります。人気のクロワッサンやモチモチとした食感が魅力のカヌレなどのヴィエノワズリが窓際に並び、反対側のイートインカウンターの向こうはオープンキッチンになっていて、熟練のスタッフが繊細なスイーツを次々と仕上げる様子を楽しむことができます。
パティシエはパティスリーやレストランで経験を積んでしたのち渡仏し、フランス各地のレストランでデザートと料理を学んだ大山恵介氏。帰国後は都内のレストランでシェフパティシエを担当し2009年には「ミシュランガイド」の一つ星を獲得しています。パティスリーとレストランの両方の経験を活かした食材の組み合わせやケーキのデザインはアイデアも豊富です。
ショーケースの中は丁寧に手づくりしたケーキが、まるで宝石のように約15種類ほど並びます。どれをとっても美しいフォルムのケーキは見ているだけでも楽しい気分になりますよ。
ケーキの中にはソースを試験管のような容器に入れてつけている種類もあります。家に持ち帰って食べる時に少しでもできたての美味しさに近づくようにという大山氏のアイデアなのだそう。
ソースはサクサクとしたメレンゲとフレッシュクリームのまわりにマロンクリームをたっぷり絞った「和栗のモンブラン」にもついています。和栗とベルガモットのソースで、白あんを加えた和栗のクリームの上品なおいしさを十分に堪能してから、ソースをかけるとさわやかな風味が味わえます。
また希少なアマゾンカカオを使った「アマゾンカカオのティラミス」も大山氏のオリジナル。ホワイトチョコレートで薄くコーティングした外側はパリパリとしていて、内側には酸味のあるペルー産のアマゾンカカオのクリーム。見た目以上の味の深さと繊細さをぜひ味わって。
カウンターのイートイン席は不定期でオープンしています。タイミングが合えばオープンキッチンの様子を見ながらのんびりとした時間を過ごしてはいかがでしょうか。
フィナンシェなどの焼き菓子も手土産に人気で、自家製酵母を使用した「クロワッサン」や「クイニーアマン」などのヴィエノワズリはやや大き目サイズ、フランス産の発酵バターとバニラ、ラム酒がほどよく香る「カヌレ」はモチモチとしていて後ひく美味しさです。ぜひシェフが学んだ本場フランスの味を感じてくださいね。

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