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群馬の魅力がぎゅっと凝縮♪伊香保の石段街にある群馬土産と本のお店「やまのは」

  • 2021年12月12日
  • ことりっぷ


伊香保温泉のメインストリート・石段街の166段目にある、群馬土産と本の店「やまのは」。店内には、靴下やアクセサリー、こけしやだるまといったグッズから、梅やコーヒー豆などの食料品まで、群馬ゆかりの品々がずらり。上州の山々を望めるテラス席もあって、ほっと一息つくこともできます。群馬の新たな魅力を発見してみませんか?
渋川駅から「伊香保温泉」「石段街口」行きのバスに乗って30分のところにある、伊香保温泉のメインストリート・石段街。全部で365段ある階段の166段目にあるのが、群馬土産と本のお店「やまのは」です。
伊香保と逗子を舞台にした小説『不如帰』で知られる徳冨蘆花が定宿としていた老舗旅館「千明仁泉亭(ちぎらじんせんてい)」の一角にあるこちらのお店。店名の「やまのは」は、徳冨蘆花の小説『自然と人生』に出てくる言葉から名づけられたそう。大きな窓からは上州の山々を望むことができます。
店長は、群馬を拠点に、美容院やカフェ向けに選書や本の卸をしたり、オンライン古書店「suiran」を運営している土屋裕一さん。店内の本は200冊以上あり、すべて土屋さんのセレクトです。
「旅のお供としてカバンに忍ばせたい本、群馬や伊香保にゆかりのある本、取り扱う土産物に関係のある本をメインに扱っています」と土屋さん。石段街にあるので図鑑のような大きくて重い本は外して、手軽な文庫本を選んでいるそう。
今回は、土屋さんにおすすめの本を4冊選んでいただきました。
●穂村弘『君がいない夜のごはん』
歌人の著者。たくみな言葉選びに思わずニヤニヤしながら読んでしまう食のエッセイ。日常にちょっと疲れている方にはささやかな元気を届けてくれるはずです。
●pha『どこでもいいからどこかへ行きたい』
京都大学卒業というインパクトのある経歴で、ニートになったpha(ファ)さん。小さな移動を楽しみ、とるにたらないことに幸せを感じるための極意が詰まった一冊。
●M.B.ゴフスタイン、谷川 俊太郎(翻訳)『ねむたいひとたち』
淡いブルー。てのひらサイズ。存在そのものがかわいい絵本。ページをめくればいつだってパジャマを着て目をつぶっているねむたいひとたち。「まぁまぁ焦らずいきましょう」と教えてくれている気がします。
●長田 弘『食卓一期一会』
美しい文字の連なりが日々の食卓をおいしく表現。詩集のような、散文集のような形態で、食べることの豊かさがつづられています。
店内にある約200種類の商品は、すべて群馬ゆかりのものです。この中から、人気の商品を3つ教えていただきました。
まずひとつ目は、高崎市の吉田だるま店の「縁起だるま」(小440円、大715円)。ここでしか入手できないオリジナルカラーの全6色をラインナップしています。高崎のだるまは、眉毛が鶴、髭が亀になっているのが特徴だとか。
願い事をしながら右目をいれて部屋に飾り、願いが叶ったら左目をいれるのがだるまの楽しみ方。願いが叶ったら神社に持っていってお焚きあげしてもらいましょう。
和歌山に次いで、梅の生産地第2位として知られる群馬。なかでも、全国有数の梅の生産地である高崎市の榛名・箕郷地区にある「ゆあさ農園」の梅はイチ押し。化学合成農園や化学合成農薬、化学肥料、除草剤を使用せず、樹木完熟したものを手もぎしているそう。
石垣島の塩やボリビアのウユニ湖の塩などで漬けた梅干しパック(594円~)、沖縄のちゃたんの塩やフランスのゲランドの塩など12種類の「珍しい塩を使用した梅干しセット」(3240円)、梅ダレや練り梅など加工食品もいっぱい。梅本来のおいしさを楽しめますよ。
地元のアーティストと共同で作った数量限定のオリジナル商品もあります。中でも人気は、コクヨの「野帳」(715円~)。高崎市在住の人気のイラストレーター・Mami Satoさんや丸山一葉さんらが描く全4種のデザインは伊香保らしい自然や旅がモチーフ。「野帳」好きにはたまりませんね。
群馬の魅力がいっぱい詰まった「やまのは」。石段街巡りがてら、ぜひ立ち寄ってみて下さいね。

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