
全国各地のおいしい・かわいいお菓子を紹介する「毎日おやつ」。おうちでのスイーツ時間が楽しくなるとっておきの甘味から、旅のおみやげにもぴったりなご当地の恵みが詰まった逸品まで、新しい発見にきっと出会えるはずです。今回は岐阜県の「キャラメル煎餅 まつほ」をご紹介します。
真っ白な箱に、松の形が目を引くパッケージの「キャラメル煎餅 まつほ」。「まつほ」は、百人一首にも挙げられた藤原定家の和歌「来ぬ人をまつほの浦の夕凪に焼くや藻塩の身もこがれつつ」が由来。岐阜県大垣市にある、1859創業の老舗「田中屋せんべい総本家」の六代目・田中 裕介さんが、研究を重ねて生み出しました。
ベースとなるのは、一枚一枚、職人さんの手によって焼かれる伝統の「みそ入大垣せんべい」。このお煎餅の上に、キャラメルペーストを塗って二度焼きにし、フランス産ゲランドの海塩を振ったのが、キャラメル煎餅の「まつほ」です。
バリッ!とお煎餅を割ると、キャラメルの甘い香りが放たれます。噛みしめると、焦がしキャラメルのほろ苦さ、舌に触れる塩気、追いかけてくるお味噌の風味がベストマッチ。複雑な味わいが絶妙なバランスで仕上げられています。
いつものお煎餅とは一味違う、新感覚の和スイーツ「まつほ」。コーヒーをお供にほっこりしたくなる、おしゃれな味わいを楽しんでみませんか?