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知る人ぞ知るパンの町・岡山県総社エリアで、ハード系の絶品サンドを食べるなら「INDUSTRY」へ

  • 2021年7月15日
  • ことりっぷ


パンの購入量が全国トップ3に入るほどパンを愛する岡山で、「パンの町」として一目置かれている町があります。それが、JR岡山駅から電車で40分の場所にある総社(そうじゃ)エリア。製造出荷額は県内一を誇り、町を歩けば個性的なベーカリーが出迎えてくれます。
東総社駅から徒歩すぐの場所にある「INDUSTRY(インダストリー)」は、ハード系のパンを得意とする人気ブーランジェリーです。工場だった建物をリノベーションした空間は、無機質とモダンが融合した独特の雰囲気。休日になると多くの人が列を成し、焼きたてのパンを買っていきます。
ガラス戸で仕切られた併設の工房から焼きたてのパンが次々と運ばれ、スチール製の陳列棚の上から下までを埋め尽くします。販売スタイルは、フランスのベーカリーをお手本にした対面式。食べ方など気になることを気軽にスタッフに尋ねられるのも嬉しいですね。
フランス製のオーブンで焼いたパンは、弾力のある生地と噛むほどに際立つ小麦の風味が魅力。そのおいしさを存分に楽しむなら、バゲットやチャバタ、カンパーニュなどお店自慢のハード系でぜひ味わって。なかでもカンパーニュは種類もさまざまで、クランベリーやラズベリーなどセミドライのベリーがぎっしり詰まった「赤いカンパーニュ」、6種類ものナッツが入る「カンパーニュ(ナッツ)」など、どれもオリジナリティあふれるものばかり。断面からのぞくたっぷりのフィリングも魅惑的です。
店の代名詞ともいえるバゲットは、きれいに開いたクープにより皮目はパリッと香ばしく、生地の気泡はバランスよく分散。すぐに風味が変化するため、その日のうちに味わってくださいね。両端がツンととんがったトラディショナルと、両端がコロンと丸いクラシックが王道です。
こちらを訪ねたら、ぜひチェックしたいのがサンドイッチ。「パンのおいしさと食べ方を、いろいろ提案したい」という思いを体現したもので、ホットサンドやオープンサンド、ベーグルサンドなど、約30種類がライナップ。使うパンは、バゲット、ベーグル、チャバタ、カンパーニュなど、こちらもお店自慢のハード系が中心。フィリングには旬の地元野菜や自家製ローストビーフといったパンの味や食感が引き立つものを厳選しています。
サンドイッチはたくさんの種類が並ぶ11 時頃に訪れるのがおすすめ。なかには注文を受けてからサンドするものもありますよ。
こちらのお店では、おやつ系のパンも充実しています。バタークリームをたっぷりとのせた「シナモンロール」、イタリアの伝統的な発酵菓子「パットネート」など、バリエーション豊富にラインナップ。「ニューヨークチーズケーキ」などのスイーツもそろうので、迷う楽しさも一緒に味わってくださいね。
「ことりっぷマガジ夏号 Vol.30」ではINDUSTRYはもちろん、岡山を代表するフルーツスイーツ、さらには美しいのれんの町並みなど、まだ知らない岡山の魅力を紹介しています。のどかでおいしい岡山へ、足を運んでみませんか。

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