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【カメラ講座】ドライフラワーでスイーツをおしゃれに撮影

  • 2021年7月1日
  • ことりっぷ


スイーツを可愛くカメラにおさめたいと思ったら、スイーツだけではなくドライフラワーなどの小道具があると雰囲気づくりに役立ちます。そこで、自然素材の花材を取り扱う「あじさいや」の店長に、ワイルド系の木の実、引き立たせるリーフ、華やかさをプラスするフラワー系の3つのカテゴリー別におすすめの花材をおたずねしました。味の記憶と思い出をとっておきの一枚として残しませんか?
「ドライリーフはナチュラルで落ち着いた雰囲気が魅力。葉っぱの形がかわいく、やさしい緑色をしたユーカリがおすすめです。実はユーカリの種類は500以上とも言われています。あえてユーカリだけを数種類使うと、葉の形や長さが異なっても、どことなく統一感が生まれますよ」。
「パウンドケーキのような色味の少ないスイーツを華やかにしたい時は、フラワーをチョイス。花の表情や花弁の雰囲気に合わせて配置をしましょう。大ぶりのアジサイなどは奥に置いてぼかすとアクセントに。アンティークカラーのミニバラは手前に少し覗かせるだけで、全体的に品が生まれます」。
「色味のあるドライフラワーを多用すると、バラツキが出て主役のスイーツに目がいきません。ポイントとなる花の色を決めたら、それ以外のドライフラワーの色味は控えめに。ここでは、ミニバラの深いレッドを一色取り入れたらそのあとは、ホワイトのシルバーデージー、アースカラーのアジサイを用い、色味ではなく存在感で華やぎを添えています」。
「木の実を背景に使うとシックで大人っぽい印象に仕上がります。スイーツを撮影する時に可愛くなりすぎず、バランスある一枚に整いますよ。
最近はユーカリグロボラスなど、ユニセックスな存在感を持つワイルド系も人気です。個性的なニュアンスを添えたい時に、ひと役買ってくれる心強い味方です。木の実のドライと言っても、枝や葉がついたもの、ペイントしたものなど、いろんな種類がありますので仕上がりのイメージに合わせて選んでくださいね」。
「今回は、ユーカリグロポラスやユーカリエキゾチカなど、特徴的な形の木の実系を用いてユニセックスな雰囲気にスタイリング。形がユニークな分、目を引くためボリュームを控えめにすると上手くまとまりますよ。ペッパーベリーなどやさしいピンクを挿し色にすると、雰囲気が和らぎます。」
「商品としての花材や作家さんの作品を撮影よく行いますが、スタジオではなくマンションの一室で行っています。それゆえ、プロのカメラマンのようなライティングをすることはできません。室内照明は消して、自然光を利用するときれいな仕上がりになるので、自然光が差し込む窓際で撮影をしています。
差し込む日差しが強すぎて、クッキリと影がついてしまう場合は、薄手のカーテンで調整を。コントラストが低くやさしい雰囲気に仕上がりますよ。お手持ちのデジタル一眼やスマホでトライしてみてくださいね」
「光が当たっていない部分に光を当てたい時は、レフ板を使いましょう。100円ショップで購入した厚紙やガムテープで簡単に作ることができますし、画用紙などおうちにある白いもので代用OK。
ここでは、左から当たっている光を反射して影をやわらげ、全体的にやさしい印象になっています。レフ板を動かしながら、光の当たり具合などを確かめ、お好みの表情を作り出してくださいね」。
今回、スイーツをおしゃれに撮影するテクを「あじさいや」の店長・高垣さんにお伺いしましたがいかがでしたか?
「あじさいや」はプリザーブドフラワーやドライフラワーをメインに取り扱う花材ショップ。自然素材のものばかりなので、どれもナチュラルでやさしい雰囲気なのが魅力です。
一般的なドライフラワーショップでは束単位で売られていることが多いですが、こちらは少量ずつ販売されているため「スイーツを可愛く撮影したい」「お部屋にほっこりと和むコーナーを作りたい」など少しの彩りが欲しい時にぴったりです。
ぜひお店やWEBショップを覗いてみてくださいね。

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