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表参道の真ん中に自然の小川が出現。体験型アウトドアストア「UPI表参道」

  • 2021年6月5日
  • ことりっぷ


表参道駅より徒歩約3分の場所にオープンしたアウトドアストア専門店。お店の中には木々が生い茂り小川が流れ、まるで自然の中に遊びに来たよう。アウトドア好きはもちろん初心者でも楽しめるお店です。
2021年1月にオープンした「UPI 表参道」は、都会にいながら自然と人とが出会える場所としてアウトドアファンの間で早くも話題です。
店内に入るとまず驚くのは、お店のほぼ半分が植栽エリアになっていること。お店に並ぶ商品はこちらで実際に試すことができます。
造園を担当したのは、世界的にも著名な庭師の山口陽介さん(西海園芸)。大きな木の下に小さな木を植えたり、土の上に苔を置いたり、自然の生態系をそのまま再現しました。オープンから数ヵ月の間にアメンボの赤ちゃんが誕生するなど、確実に独自の生態系ができつつあります。
ひと際目を引くのがこの小川。人工的に作られたとは思えない本格的な小川には、メダカやアメンボ、カワニナが生息。最近はホタルの幼虫も飼育中で、もしかしたら表参道の真ん中でホタルの光を楽しめる日も近いかもしれません。
お店に並ぶ商品の多くは、アウトドアが盛んな北米や北欧からのインポートアイテム。ものづくりを真摯に続けてきたブランドと直接契約し、輸入販売を行っています。取り扱う商品もこだわりのあるものばかり。例えば100年以上の歴史を持つアイルランド製のアウトドアやかん「ケリーケトル」や、1882年にアメリカで創業したバッグブランド「ダルースパック」など、他のアウトドアショップではお目にかかれないようなアイテムを取り揃えています。
近年のキャンプブームなどもあり、最近は「焚き火」にも注目が集まっているとか。香川県の槙塚鉄工所が手がける焚き火ブランド「TAKIBISM」の商品も人気です。
その他野外活動に欠かせないナイフも多数ラインナップ。スウェーデンで125年以上の歴史がある「モーラナイフ」は、汎用性が高くナイフ初心者にもおすすめです。
気になるアイテムは、植栽エリアで試してみることができます。ハンモックに乗ることや、ナイフで木を削ることも可能です。
また不定期でナイフの使い方やメンテナンスなどを教えるワークショップや、山の中で道具を試すスタディトレッキングも行っています。野外活動の専門家が、自然の中で生きていく術を教えてくれますよ。
さらに店内では国内製造のクラフトビールも提供。「仕事終わりにビールだけ飲んでいく方もいらっしゃいますよ」と店長の溜池剛太郎さん。表参道にあるとは思えない、自然あふれる空間に足を運んでみてはいかがですか。

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