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港の見える高台にたたずむロマンチックなカフェ♪横浜「山手十番館 レストラン&カフェ」

  • 2021年5月13日
  • ことりっぷ


横浜開港当時、外国人の居留地だった山手エリアに建つ淡いブルーグリーンの洋館「山手十番館 レストラン&カフェ」。緑豊かなガーデンを併せ持つ木造の洋館の1階はカフェ、2階はフランス料理のレストランになっています。今回はレトロな雰囲気のなかでのんびりと過ごせる1階のカフェをご紹介します。
いくつかの西洋館が点在する横浜の山手地区は、西洋館巡りをする人々で賑わうエリアです。明治100年を記念して昭和47年に建てられた「山手十番館」も半世紀以上にわたってこの高台にただずみ、すぐ隣にある明治時代に建築された木造の洋館「山手資料館」と共に横浜の歴史を見てきました。
山手の中でもこのあたりはガス灯が整備され、夕暮れ時に西洋館が点在するなかにガス灯がともる様子は異国情緒をさらに感じさせます。お店の前にもガス灯があり店内で使われるお皿のモチーフにも使われています。
明るい日差しの入る窓辺にはアーチ形のステンドグラスがはめられレトロな雰囲気が漂います。天井のつなぎ目は優雅な曲線を描き丸いシャンデリアでさらに柔らかい印象に。落ち着いた洋館では静かな時が流れてゆきます。
横浜が発祥といわれている「プリン・ア・ラ・モード」はこのカフェの看板商品です。やや固めのカスタードプリンで、カラメルソースの下に黒い粒々もはっきりと見てとれるほどバニラビーンズもふんだんに使われています。フルーツやアイスクリーム、ホイップクリームと一緒にオシャレなグラスに盛り合わせたクラシカルな王道スタイル。まったりとした食感も楽しんで。
この建物は全館貸し切りで結婚式がとりおこなわれることもあり、その披露宴のデザートにとこのプリンを選ぶカップルも多いのだとか。おいしいうえに多くの人に愛され続ける縁起のいいスイーツです。
レトロなカフェでこそいただきたいのが昔ながらの「クリームソーダ」。とくに起伏のある山手エリアの散策ではこうしたドリンクが体も心も潤してくれます。大きなアイスクリームの下にはさらにレモンのスライスが入りさわやかな飲み心地です。自家製ケーキもいくつか用意されているのでセットでいただくのがおすすめですよ。
お店の東側には百平米もの広さあるガーデンが広がります。木々に囲まれ新緑や紅葉の時期などはカフェやバーベキューの会場として解放されることもあるのだそう。タイミングがあえば開放感のあるガーデンカフェにも足を運んでゆっくり過ごしてくださいね。

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