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国宝と河津桜のコラボや京都屈指の梅まで♪春めく景色に誘われる京都&奈良の名所

  • 2021年3月7日
  • ことりっぷ


ぽかぽかと温かい陽気の日が増えてきて、春の訪れが待ち遠しい時期。梅や早咲きの桜が咲き誇り、ひと足早く春めいた情景に心がうきうきしてきますね。今回は京都と奈良で見つけた、早春を彩る名所をピックアップ。冬から春へ、移りゆく季節に想いを馳せながら、早春の香りに誘われてみませんか。
平安遷都とともに建立された世界遺産の「東寺(教王護国寺)」。国宝や重要文化財の寺宝を数多く保有する、長い歴史のある貴重なお寺です。京都のシンボル的な国宝「五重塔」は、約55mと木造では日本一の高さ。この時期は、河津桜とのフォトジェニックな競演が見事です。まるで日本画を眺めているようなすてきな光景に目を奪われます。
「方除(ほうよけ)の大社」として親しまれている「城南宮」。「源氏物語花の庭」と呼ばれる神苑「楽水苑」は、「春の山」「平安の庭」「室町の庭」「桃山の庭」「城南離宮の庭」の5つのエリアで構成されています。
社殿の西の「春の山」には、約150本のしだれ梅が植えられていて、競うように花を咲かせる紅白の花が、春の兆しを告げているよう。しだれ梅は咲き始めの「探梅」、見頃の「観梅」、散り始めの「惜梅」とだんだんと表情を変え、その時々の美しさを鑑賞できますよ。他にも、神苑では50品種、約300本ある椿も楽しめます。
菅原道真公を祀る「北野天満宮」は、京都屈指の梅の名所として親しまれています。50種約1500本の梅の木は圧巻で、まるで梅に包まれたようなきれいな景色が広がります。梅の木は早咲きの「寒紅梅」をはじめ、本殿前のご神木「紅和魂梅」や本殿裏側の「雲龍梅」、薄い青緑色の「月の桂」、珍しい「黒梅」までバラエティ豊か。さまざまな梅の花を満喫してみてくださいね。
高円山の山麓にあり、境内から奈良市街が一望できる「白毫寺」は、美しい展望と趣のある石段が続く静かなお寺です。お寺には本尊阿弥陀如来や閻魔王坐像などの重要文化財が収められて、春は椿、秋は萩の名所として知られています。ヤブツバキが見頃を迎えますが、3月下旬ごろからは奈良県の天然記念物の五色椿が彩りを添えます。落ち着いた名所で、ひと足早い春の香りに酔いしれてみてはいかが。
奈良県の馬見古墳群の一画にある県営の公園「奈良県営馬見丘陵公園」。馬見古墳郡は、奈良盆地の佐紀盾列古墳群、大和柳本古墳群とならんで大和3大古墳群のひとつ。公園内にも池上古墳、乙女山古墳などたくさんの古墳が保存されているそう。
桜は16種、約1000本が植えられていて、早咲きの河津桜が美しく彩ります。4月初旬からはソメイヨシノ、4月下旬にはナラヤエザクラが咲き、いつ行っても桜風景が楽しめるのも魅力です。

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