全国各地のおいしい・かわいいおやつを紹介する「毎日おやつ」。自宅でのスイーツ時間が楽しくなるとっておきの甘味から、旅のおみやげにもぴったりなご当地の恵みを使った逸品まで、新しい発見にきっと出会えるはずです。今回は北海道の「バウムクーヘン『妖精の森』」をご紹介します。
卵色の四角い箱に収まる、美しく層が重なったバウムクーヘン。切り分けようとナイフを入れると、ふわっと沈む生地の柔らかさに驚きます。口に運ぶともっちりソフトな食感。しっとりきめ細やかな質感と心地よい甘さを伴って喉へすべり落ちていくようです。
「バウムクーヘン『妖精の森』」は、札幌と旭川の間に位置する空知エリア・砂川市にある「北菓楼」の看板菓子です。バウムクーヘンのおいしさが口コミやメディアで評判を呼び、直営店に行列ができることもあるのだとか。
このバウムクーヘンの開発時には、食感を追求してさまざまな素材を試したのだそう。結果、メインとなる4つの素材は北海道産になりました。口どけの良さや風味を重視した小麦、ミネラルを豊富に含む天然水、農家で大切に育てられた牛の生クリームと卵を厳選。
焼き上げる手法も、生地の厚みや温度を調整しながら丁寧に。職人が付きっきりで樫の木の心棒で一本ずつ焼き上げるのも、しっとりした食感を生むためのこだわりです。
北海道の素材を味わえる「北菓楼」自慢のバウムクーヘンでちょっと贅沢なティータイムはいかがですか。
