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6年半ぶりの〈札幌国際芸術祭2024〉が開催中!〈さっぽろ雪まつり〉とのコラボも

  • 2024年1月30日
  • コロカル
札幌で世界の最新アート作品に出合える、3年に1度の特別なイベント

1月20日から開催がスタートした〈札幌国際芸術祭2024〉。新型コロナの影響を受け、実に6年半振りの開催となります。

今回のテーマは「LAST SNOW」。

〈札幌国際芸術祭2024〉

世界的なメディアアート研究機関〈アルスエレクトロニカ・フューチャーラボ〉の共同代表も務めるアーティスト・小川秀明さんをディレクターに迎え、約80組の国内外アーティストの作品を展示するほか、北国の冬ならではの屋外イベントや市民参加型プロジェクト、企業や団体とのコラボレーションが実施されています。

宮田彩加《MRI 20110908》2016- Photo by TAKASHIMA Kiyotoshi

宮田彩加《MRI 20110908》2016- Photo by TAKASHIMA Kiyotoshi

会場は札幌市内の6か所を、過去から現在、そして100年後の未来をめぐる「200年の旅」(未来劇場、北海道立近代美術館、札幌文化芸術交流センター SCARTS)と、未来志向で人々の創造性を生み出す「未来の冬の実験区」(札幌芸術の森美術館、モエレ沼公園、さっぽろ雪まつり大通2丁目会場)というふたつのストーリーに分けて設計。

会場のひとつとなるモエレ沼公園。Photo by TAKUMA Noriko

会場のひとつとなるモエレ沼公園。Photo by TAKUMA Noriko

また、札幌の冬の代表的イベント〈2024 さっぽろ雪まつり〉の会期中には、大通2丁目会場を舞台とした展示が2月4日から11日まで登場します。

「無印良品の小屋」

「とある未来の雪のまち」をコンセプトに、これからの移動などを考える都市設計や、良品計画による「無印良品の小屋」「未来のお店」といった未来の“暮らし”などを展示し、これからの冬の暮らしや楽しみ方を体験しながら考える場となります。

さらに、光と音を使った大型作品や、上空に光線を放つ作品『JIKU』の展示も披露し、来場者にさまざまな出合いを生み出すと言います。

上空に光線を放つ作品《JIKU》

2023年12月16日から札幌芸術の森美術館会場が先行オープンするなど、本開催の前から盛り上がりを見せていた〈札幌国際芸術祭2024〉。

これまでにはない、冬開催ならではの雰囲気を味わいながら、多彩な作品やプロジェクトを楽しめる機会となりそうです。

information

札幌国際芸術祭2024

開催期間:2024年1月20日(土)〜2月25日(日)  ※札幌芸術の森美術館会場は2023年12月16日(土)〜2024年3月3日(日)、さっぽろ雪まつり大通2丁目会場は2024年2月4日(日)〜2月11日(日・祝)

会場:未来劇場(東1丁目劇場施設)、北海道立近代美術館、札幌芸術の森美術館、札幌文化芸術交流センター SCARTS、モエレ沼公園、さっぽろ雪まつり大通2丁目会場、サテライト会場:札幌市資料館(旧札幌控訴院)ほか

writer profile

Mae Kakizaki

柿崎真英

かきざき・まえ●ライター。宮城県仙台市出身。2019年よりフリーランスライターとして、東京を拠点に活動中。月刊誌やニュースサイト編集者としてのバックグラウンドを活かして、Webメディアや雑誌などに寄稿を行う。

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