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海野和男のデジタル昆虫記

960fpsで撮ったアオカナブンの飛翔をspeedwarpで1920fpsにしてみた

2021年10月28日

Davinci Resolve のspeedwarpは、動画のコマ数を増やすことができるソフトだ。例えば240コマのMOVを4倍スロー(960コマにコマ)にするときに、コマ間にAIが新しい画像を3コマづつ作って入れてくれる。
元が60fpsや120fpsだと途中は破綻するけれど240コマあれば、そこそこの絵を作ってくれます。勿論本物ではないから、翅の動きの解析など科学的には使えないけれど、なかなかすごいと思いました。ただ仕上がりが10秒のmovを作るのに10分はかかり、ぼくのMacBook proではきつい。
夏に撮ったアオカナブンの飛翔は960fpsで撮ったので画質は悪いが、動きは面白かった。それをspeedwarpを使いさらに2倍にしてみた。秒2000コマで撮ったのと大差がないと思われる映像を作ることができた。秒1000コマ近くで撮ればよほど速い動きの昆虫でない限り、コマ間の翅の動きはわずかなので、ほぼ本当に2000コマで撮った絵に近い動画になったと思う。
ぼくのマシンのスペックだと(MacBook pro cori5 2.3GHZ 16mb)だとうまく作れるのは元映像が10秒程度のもので、2分のものを一晩かけてつくらしたけれど、途中で止まってしまっていた。

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