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海野和男のデジタル昆虫記

マルハナバチ

マルハナバチ
2006年08月18日


 ツマグロオオヨコバイの羽化待ちで、一日動けず。結局今日は羽化をしなかった。蛹から成虫になる昆虫の羽化はある程度目安が立つが、幼虫が脱皮して成虫になる種類は一度観察してからでないと、待ちぼうけを食らうことが多い。
 虫の目レンズで庭のアスターに来ていたマルハナバチを撮影。毛むくじゃらでなかなか可愛い。クロマルハナバチの働きバチだろうか。ハチの仲間も標本がでている図鑑ではなかなか見分けられない。同定は自信がなく、シャープな写真での生体図鑑がほしいと思う。
 マルハナバチは北海道ではセイヨウオオマルハナバチという外来種が増えて、在来のオオマルハナバチと雑交したりしてずいぶん問題になっている。マルハナバチは受粉昆虫として生産され農家に供給されるのだが、最近では規制もでき、在来種を使うようになってきているとのことだ。それにしても、一般の人に外来種と在来種の見分けはつくのだろうか。セイヨウオオマルハナバチは腹端のオレンジ色の部分が灰色である。けれどマルハナバチ類はたくさんの種類があり、オスとメス、働きバチがそれぞれ大きさも色も違ったりするからやっかいだ。
E-330 自作虫の目レンズ

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