2025/05/17 14:40 ウェザーニュース
【 この先のポイント 】
・週中頃にかけて九州南部は強い雨に注意
・次の週末は再び広範囲で雨か
・週前半は真夏日の可能性も
しばらく梅雨前線が南岸に停滞します。
この先一週間は梅雨前線が本州の南に停滞する日が続きます。前線の影響で雲は多めですが、前線から離れた地域ほど晴れ間が期待出来ます。
16日に梅雨入りの発表があった九州南部では、週明けの19日(月)にかけてと、21日(水)前後に活発な雨雲がかかる予想で、雨量がかさんで大雨となる可能性があるため注意が必要です。
奄美地方も18日(日)からしばらく雨の降りやすい天気が続くため、平年よりも遅れている梅雨入りの発表がそろそろありそうです。
22日(木)からは太平洋高気圧の勢力が若干弱まるため、梅雨前線が南下して本州から離れる傾向です。23日(金)にかけて、本州付近は移動性高気圧に覆われて晴れ間の出るところがありそうです。一方、梅雨前線が近づく沖縄では雨が降りやすくなり、平年よりもかなり遅い梅雨入りとなりそうです。
24日(土)からは再び前線が北上して西日本や東日本で天気が下り坂に向かいます。次の週末も再び広範囲で雨の可能性がでてきました。
前線の位置がわずかに南北にずれるだけで天気が大きく変わるため、予報の変化に注意してください。
上空の気温の予想を見ると、週中頃にかけては高めで、後半になると落ち着く予想です。
このため週中頃にかけては雨の降らない日は蒸し暑くなり、30℃前後まで気温の上がる可能性もあります。まだ暑さに慣れていない時期なので、脱水症や熱中症予防を行うようにしてください。
週後半になると地上の気温も落ち着き、最高気温はこの時期としては低めになりそうです。