映画「ウィキッド ふたりの魔女」シンシア・エリヴォ&アリアナ・グランデ&ジョン・M・チュウ監督が来日!プレミアイベントで3者が語ったこと

  • 2025年2月25日
  • Walkerplus
不朽のミュージカルとして20年以上愛され続けている「ウィキッド」が待望の映画化。アカデミー賞(R)10部門にノミネートされ、期待度がますます高まっている感動のエンターテインメント超大作「ウィキッド ふたりの魔女」が、2025年3月7日(金)に全国ロードショー!主演を務めるシンシア・エリヴォとアリアナ・グランデ、そして監督を務めるジョン・M・チュウが来日し、実施されたジャパンプレミアイベントの模様をレポートする。
豪華ゲストを迎えた「ウィキッド ふたりの魔女」ジャパンプレミアイベント
豪華ゲストを迎えた「ウィキッド ふたりの魔女」ジャパンプレミアイベント


■【来日ゲスト3人が語る映画への想い】
日本での公開に先駆けて、本作を世界的大ヒットに導きアカデミー賞作品賞ノミネートを果たしたジョン・M・チュウ監督、本作のエルファバ役でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされているシンシア・エリヴォ、同じくグリンダ役でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされているアリアナ・グランデが来日した。

2月19日18時20分。TOHOシネマズ 日比谷には、日本での映画公開を待ち望んだファンたちが集まり、会場は満席に。先駆けて行われたレッドカーペットの熱狂が冷めやらぬまま、舞台挨拶がスタートした。
【写真】ドレスの裾が引っかかるアクシデントも。アリアナを助けるシンシアとチュウ監督
【写真】ドレスの裾が引っかかるアクシデントも。アリアナを助けるシンシアとチュウ監督


純白のドレスに日本らしい桜のヘアアクセサリーを身にまとったアリアナ・グランデと、対照的に黒のドレスを身にまとったシンシア・エリヴォ。ステージに登場したシンシアはまず、「来日するのは4、5年ぶりになるでしょうか。『ウィキッド』を携えて再び日本の地を踏めたことを誇りに思っています。日本は大好きな国でもあり、日本の方々も大好き。そんな愛する皆さまと作品をわかち合えることをうれしく思っています」とあいさつした。
笑みを浮かべるシンシア
笑みを浮かべるシンシア


一方のアリアナも、「日本は世界の中で最も大好きな国。長い間、日本にくることができなくてとっても悲しかったんですけれども、今回来ることができて本当にうれしいです!」と日本愛を語り、約8年ぶりの来日に喜びを示した。そして、「日本が大好きです!」と流暢な日本語を披露した。
約8年ぶりの来日の喜びを語るアリアナ・グランデ
約8年ぶりの来日の喜びを語るアリアナ・グランデ


「来日を記念して、日本滞在中に見てみたいものは?」と聞かれると、シンシアは、「ファッションが好きで、ものを書くのも好き。文房具を扱うお店にも行って、美しい万年筆との出合いがあればなと思います」と語った。
仲睦まじい姿を見せるアリアナとシンシア
仲睦まじい姿を見せるアリアナとシンシア


アリアナは、「実は楽しみにしていたことのうちひとつは、もう今日やってきたんです」と明かし、「ひとつ目は両親とのショッピング。父は初めての日本だったので、一緒にショッピングができてすごくうれしかった。もうひとつは、日本のファンの皆さんに長い間会うことができていなくて寂しかったので、会うことができてとてもうれしい」と久々の来日への想いを語った。

■【日本語吹替版キャストとの交流のひと時】
日本語吹替版キャストも集結。エルファバ役の高畑充希さんとグリンダ役の清水美依紗さん、グリンダの友人ファニー役を担当したkemioさん、そして同じくグリンダの友人シェンシェン役を担当したゆりやんレトリィバァさんら、豪華キャスト陣がステージに登壇し、来日ゲストへの花束の贈呈が行われた。
高畑さんからシンシアに花束を贈呈する場面
高畑さんからシンシアに花束を贈呈する場面


その後、高畑さんは「私は『ウィキッド』の大ファンですし、実はシンシアの大ファンで。4年前に日本のコンサートを観に行っていたくらいだったので、今日この場に立てていることにすごく感動しています」と喜びを露わにした。
抱擁を交わすアリアナと清水さん
抱擁を交わすアリアナと清水さん


清水さんは「私も初めてブロードウェイを観た日から『ウィキッド』の大ファンで、映画になると知ったときはビッグニュースだった。さらに大ファンのアリアナがグリンダを演じると聞いて驚いた。いつも新しい姿を見せてくれるアリアナにすごく勇気をもらっています」と、目に涙を浮かべながら熱い想いを伝えた。
チュウ監督に質問を投げかけるゆりやんレトリィバァさんとkemioさん
チュウ監督に質問を投げかけるゆりやんレトリィバァさんとkemioさん


また、トークセッションのコーナーでは、ゆりやんレトリィバァさんがチュウ監督に対し、「この作品で一番印象に残っているところはどこですか?」と質問。チュウ監督は、「リハーサルなんです。(シンシアとアリアナの)2人が私のオフィスに来て、みんなで床に座って、ナッツを食べながら台本を持って、カラフルなペンも持って、台本にいろいろと書き込んでいった。あの瞬間、あのリハーサルの場面は忘れられませんね」と撮影の裏側も明らかにした。

kemioさんはチュウ監督に対し、「『ウィキッド』のプレミア上映のために最後に東京に来られてどんなお気持ちですか?」と質問。「監督ができるという電話から始まったが、(シンシアとアリアナの)2人をキャスティングできて、一緒に腕を組んで特別なものを作ろう!と1年をかけて作った。最後に日本に来られて、特別な気持ちです」と語った。
ファンに向けて手を振り、投げキッスをする様子
ファンに向けて手を振り、投げキッスをする様子


全世界で6500万人以上の観客を魅了し、100以上の演劇賞・音楽賞を受賞、約60億ドルの興行収入を上げ、舞台で最も愛される傑作のひとつとして今も記録を更新し続けている「ウィキッド」が、圧倒的な世界観と驚異の映像美で生まれ変わる。
「ウィキッド ふたりの魔女」3月7日(金)より、全国ロードショー!
「ウィキッド ふたりの魔女」3月7日(金)より、全国ロードショー! / (C) Universal Studios. All Rights Reserved.


名作小説「オズの魔法使い」で少女ドロシーがオズの国に迷い込むずっと前に遡り、この国で最も嫌われた“悪い魔女”と最も愛された“善い魔女”の過去をふたりの視点から描いた物語「ウィキッド ふたりの魔女」。感動と興奮に満ちたエンターテインメント超大作でありながら、私たちが持つ物事の見え方を一変させ、今を生きるあらゆる世代の心に、深く残る作品だ。3月7日(金)より全国ロードショーの本作を見逃すな!

取材・文=久米碧、撮影=島本絵梨佳

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2025 KADOKAWA. All Rights Reserved.