日産の「他のやらぬことを、やる」DNAを体現!限定の日産×BEAMSコラボ“特別仕様車”、その特徴を深掘り

  • 2025年1月30日
  • Walkerplus

日産自動車は、輸入およびオリジナルの衣料品や雑貨を販売するセレクトショップ・BEAMS(ビームス)とコラボ。同社を代表する6車種で、BEAMSがデザイン監修を行った特別仕様車“ビームスエディション”を発表し、台数限定で発売している。


こちらの仕様の車種は、ROOX、SAKURA、SERENA、X-TRAIL、NOTE、DAYZといったラインアップで、購入にはWebサイトより事前の申し込みが必要となる。日産グローバル本社ギャラリー(神奈川県横浜市)に展示された車両を撮影しつつ、コラボ実現に至るまでの経緯や、こちらの6車種が選ばれた理由について、グローバルコミュニケーションオフィスの佐藤凱音さんにお話を伺った。
BEAMSがデザイン監修を行った特別仕様車“ビームスエディション”のX-TRAIL
BEAMSがデザイン監修を行った特別仕様車“ビームスエディション”のX-TRAIL / 撮影:ソムタム田井


■コラボ実現の経緯から同エディションの特徴まで深掘り

「このたびの展開については、よく『日産とBEAMSがコラボする理由は?』といった質問をいただくのですが、日産には『他のやらぬことを、やる』というDNAがあります。また、BEAMSさんには『モノを通して文化をつくる』という企業理念があり、お互いの価値観が共鳴したことで、コラボの実現に至りました。また、昨今は若者の車離れが進んでいると言われていますが、BEAMSさんと組むことにより、そのような若い世代の方にも車を楽しんでほしいという狙いもあります。

車種に関しては、SUVをはじめ、軽自動車やコンパクトカー、さらにはミニバンまで、お客様のニーズに合わせて、幅広いラインアップで商品をお届けしたい……という思いから、こちらの6車種をご用意させていただきました」
BEAMSがデザイン監修を行った特別仕様車“ビームスエディション”のROOX
BEAMSがデザイン監修を行った特別仕様車“ビームスエディション”のROOX / 撮影:ソムタム田井


続けて、ビームスエディションならではの特徴についても説明してもらうことに。

「どんなところにBEAMSさんの意匠が反映されているかといいますと、ボディサイド後方部分とバックドアにBEAMSさんのロゴが付いています。さらに、フロントグリルやタイヤのホイール部分、フロアカーペットにBEAMSさんのコーポレートカラーであるオレンジがアクセントとして施されています。
側面にはBEAMSのバッジが取り付けられている
側面にはBEAMSのバッジが取り付けられている / 撮影:ソムタム田井

ホイールの一部にはBEAMSのコーポレートカラーであるオレンジが使われている
ホイールの一部にはBEAMSのコーポレートカラーであるオレンジが使われている / 撮影:ソムタム田井


車内では、デニムを再現したシートカバーを採用しているのが最大の特徴になります。「いいものは裏と表、どっちを取ってもいいものだよね」という、BEAMSさんならではのこだわりが反映され、表地ではなく裏地を再現しているのもユニークなポイントですね。
【写真を見る】“ビームスエディション”最大の特徴でもあるデニムの裏地を再現したシートカバー
【写真を見る】“ビームスエディション”最大の特徴でもあるデニムの裏地を再現したシートカバー / 撮影:ソムタム田井


シートにはセルビッチデニムの特徴であるほつれ止め、通称“耳”と呼ばれるパーツもデザインに取り入れています。さらに大小のシートポケットや、後席にはピスネーム(タグ)を付けたりとジーンズのデザインを余すことなく落とし込みました。
“セルビッチデニム”ならではの、特徴的な耳も再現
“セルビッチデニム”ならではの、特徴的な耳も再現 / 撮影:ソムタム田井

ハンドルにもBEAMSのロゴが確認できる
ハンドルにもBEAMSのロゴが確認できる / 撮影:ソムタム田井


ちなみに外装でも、デニムカラーのネイビーを取り入れられないか……ということで、サイドミラーやサイドシルにアクセントを入れているのも、開発およびマーケティング陣のこだわりになります」
デニムカラーのネイビーをサイドミラーにも配色
デニムカラーのネイビーをサイドミラーにも配色 / 撮影:ソムタム田井


現在、BEAMSとコラボした特別仕様のビームスエディションとして発売しているのは、ROOX(203万7200円~)、SAKURA(286万7700円~)、SERENA(344万1900円~)、X-TRAIL(410万3000円~)、NOTE(256万1900円~)、DAYZ(174万6800円~)の6車種。気になる方はお近くの展示会場に足を運び、自身の目で直接、各車両をチェックしてみてはいかがだろう。


取材・文=ソムタム田井

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