松戸・小金原にクレープ専門店 父親目線を生かした店舗運営目指す

  • 2025年5月13日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 テイクアウト専門クレープ店「ゴトウクレープ小金原店」(松戸市小金原5)が5月11日にオープンした。(松戸経済新聞)

 スモークチキン、チェダーチーズ、レタスをクレープで巻いた「スモークチキン」

 同店はヤマグチセレクション(市川市)が経営し、北海道から鹿児島県まで全国に約70店舗展開する「ヤマグチクレープ」のフランチャイズ店。ヤマグチクレープは「生地が主役のクレープ屋」をコンセプトにしており、生地の原料に小麦粉と全粒粉、バターを加熱して水分や不純物を取り除いた「ギー」などを使う。

 店主の後藤浩二さんは「昨年9月ごろに行ったヤマグチクレープで、パリッ、サクッとした生地、サラダ系クレープのレタスのふわっと感に感動して通うようになった。当時はホテル関係の仕事をしていたが、ヤマグチクレープのオーナーの『家族の時間を自らの意思で確保したいという思いで起業した』という考えに、当時10カ月の息子がいた私は共感して、11月には開業を決めていた」と振り返る。

 「クレープ店といえば繁華街やショッピングモールなど人が集まる所への出店が多いイメージだが、ヤマグチクレープの商品は、子育て世代の親子をはじめお年寄りなどにも関心を持ってもらえると考えた。当店は周りが住宅地や団地で、保育園も複数あり、近隣の人たちが気軽に立ち寄ってもらえたらと思いこの場所に決めた」と話す。

 メニューは「カスタード」(500円)、「あんこホイップ」(600円)、「ホントノチョコバナナホイップ」(680円)などのデザート系クレープと、「スモークチキン」(720円)などのサラダ系クレープ、合計約20種類を展開。「慣れるまで種類は少なめだが、今後徐々に増やしていく」と後藤さん。ドリンクはコーヒー(アイス・ホット、各350円)、オレンジジュース(200円)などを用意する。

 「飲食の仕事も店舗運営も初めてなので、当店の売りは今後しばらく『ヤマグチクレープというブランドを小金原に持ってきたこと』になると思う。落ち着いたら、育児をしている視点から店作りをしたり、趣味の映画からインスピレーションを得た独自商品を販売したりできたら」と意気込みを見せる。

 営業時間は12時~17時。

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