しおひがり(@shiohigari114)さんがX(旧:Twitter)に投稿した1ページ漫画「雷親父に恋してる女」が話題を集めている。何かと子供たちに厳しい“雷親父”が大事にしていた盆栽を壊されるというシチュエーションは、昭和の漫画では「あるある」だが、そこから何かが始まりそうな予感がするラストにはさまざまなツッコミが寄せられた。今回、作者のしおひがりさんに話を伺った。
■「ぼくが雷親父だったらめちゃくちゃ夢中になってしまう気がします」
女の子に意味深な一言を言わせるイラスト漫画「しおひガールズ」で人気を博しているしおひがりさん。本作を描いたきっかけを尋ねると、「昔の少年漫画でよくある「雷親父が盆栽を割られて怒る」という展開をモチーフにしています。そこから自分の作風であるロマンティックな展開にしていったら…という感じで膨らませました」と告白。
本作には4.4万件を超える「いいね」などさまざまな反響が寄せられたが、「大変ありがたいです。『嫌われるだろw』というようなコメントもあったのですが、ぼくが雷親父だったらめちゃくちゃ夢中になってしまう気がします」と、寄せられたコメントへの率直な思いを明かしてくれた。
2023年はおじさんが主役の一言ネタから不思議な生き物を描いたシリーズ、自身の作風を活かしたPR漫画まで、制作の幅を広げているしおひがりさん。自身の展望については、「今年こそ物語性のあるものをもっと発信していきたいです」と、一コマ漫画に留まらない活躍を期待させるコメントを寄せた。
取材協力:しおひがり(@shiohigari114)