
2021年4月の退職をきっかけに、漫画家・絵本作家になる夢を叶えるべく奮闘中のやぎ公(@yagi_kou_)さん。X(旧Twitter)を開設し、同年5月から投稿し始めた漫画「ネコ谷さんは会社員」が、ゆる系のタッチでありながらも意外とリアルな会社員生活を描いていると注目を集めている。一方で「ネコ谷さんは会社員」のスピンオフ漫画として、ネコ谷さんがひたすら食べるグルメ漫画「腹ぺこ会社員 ネコ谷さん」の人気も上昇中だ。今回は、「腹ぺこ会社員 ネコ谷さん」の制作秘話などを作者のやぎ公さんに伺った。
――もともと「ネコ谷さんは会社員」を連載されていたなかで、「腹ぺこ会社員 ネコ谷さん」を描こうを思われたきっかけなどがあれば教えてください。
「ネコ谷さんは会社員」を投稿し始めてから、ときどきネコ谷さんの食事情をネタにした漫画を投稿したところ、いつもより多く「いいね」をいただいて。また、以前から食べ物や食事風景のイラストを描くのが好きだったこともありまして、「ネコ谷さんがただ食べるだけの漫画を描いてみようかな…」と思ったのが、きっかけとなりました。始めたのは、「ネコ谷さんは会社員」の連載を始めて4、5カ月くらい経ったころだったと思います。
――読者からの反応はいかがですか?
「ネコ谷さんが食べていると、お腹が空いてきます」や「ネコ谷さん本当においしそうに食べますね~」など、うれしいコメントをいただけています。
――「腹ぺこ会社員 ネコ谷さん」のなかで、やぎ公さんのお気に入りの作品はどれですか?
「ホットドッグ」です!描いた本人が言うのもなんですが…ホットドッグを頬張っているネコ谷さんの表情が好きで(笑)。
――どの作品も読むと本当にお腹が空いてしまいます(笑)。描くときに工夫したり、こだわっている点などがあれば教えてください。
「読むとお腹が空いてしまいます」とのご感想ありがとうございます!工夫といいますか…腹ぺこ漫画を描く際、グルメ関連の動画を観て、人がお肉にかぶりついたり、麺類をすすったり、口いっぱいに頬張ったり等々、おいしそうに食べている表情を参考にしています。そして、ネコ谷さんというキャラがどのように表現したら同じようにおいしそうに見えるかを、常に想像しながら描いてます。
あと、大したこだわりではないですが、食べているときの擬音を独特の表現にしたいと思っているので、ブツブツ独り言を言いながら考えています(笑)。
X(旧Twitter)やInstagramで投稿されている「腹ぺこ会社員 ネコ谷さん」では、次はネコ谷さんが何を食べるのかなど、今後も楽しみだ。たくさんの漫画やイラストを描いているので、ぜひやぎ公さんの他の作品もチェックしてみて!
取材協力:やぎ公(@yagi_kou_)