
幼少期に見ることがあるという空想上の友人「イマジナリーフレンド」。イマジナリーフレンドが見える弟とお菓子を巡って起きた体験の思い出漫画が笑えると話題だ。
作者は勢いある絵とハイテンションなストーリーが魅力の漫画を描き、ダ・ヴィンチニュースで「カッラフルなエッッブリデイ」を連載するむめい(@mumei10101)さん。7月末にTwitterに投稿された「見えない友達」では、弟がイマジナリーフレンドの「みしや君」と遊んでいるところに出くわした場面からはじまる。
■弟の“見えない友達”と絶交!?幼少期の爆笑エピソード
誰もいない部屋で喋っている弟に気づいた姉のむめいさん。慌てて「ママァ!!弟が謎の友達を召喚させとるぅぅ!!」と伝えたところ、母は「遊んだおもちゃは片付けときなさいよ」と平静そのもの。その様子に「私には見えてないけどそんな子がおるんだ…」とむめいさんも、弟だけが見える友達「みしや君」の存在を受け入れる。
そんなある日、弟が“私”とみしや君の3人で戦いごっこを持ちかける。むめいさんは「負けたヤツはお菓子100年分だからな」と宣言し、新聞紙とガムテープで作った剣で戦いをはじめる。瞬殺された弟は、「じゃあ次はみしや君と戦ってね」と提案。弟のイマジナリーフレンドとどう戦えばいいのか戸惑うむめいさんは、見えない相手に新聞紙ソードを全力で振り回し、部屋の照明にぶつけて傷をつけてしまう。
握りこぶしを作って、誰が傷つけたのかと問い詰める母。弟に「むめいちゃんがやったよ」と即答されてしまい、「は??違うし 私じゃないし」としらばっくれるむめいさん。「みしや君」がやった、とイマジナリーフレンドを売ったが、母には通用せず。「ふーん みしや君はなんて言ってるかな」と聞かれた弟にやはり「むめいちゃんがやった だって」と答えられてしまい、むめいさんはかばってくれなかった「みしや君」と絶交することに決めたのだった。
空想上とはいえ、一時は一緒に遊んだ友達を裏切り裏切られる、かなしいけれど笑ってしまう子供の頃の体験談。投稿には1.1万件を超えるいいねがつき、読者からは「手に汗握る展開」「声出して笑いました」という感想や、母が浮かべる怒りの形相のすさまじさに反応する声が寄せられた。
制作協力:むめい(@mumei10101)さん