ウォーカープラスの新企画「ウォーカービズ」では、さまざまな分野で活躍する“トップランナー”を連載形式で紹介。今回紹介するのは、“死亡フラグクラッシャー”を主役にすえた漫画をTwitterで発表し、『○○で死ぬタイプの体育教師』(ゴリ先)シリーズで人気の酒井大輔(@sakai0129)さん。さまざまなことが起きた2020年を振り返ってもらうとともに、2021年の展望を語ってもらった。
■ゴリ先は、当初の設定とは違うキャラになっている?
――2020年はどんな1年でしたか?
「ゴリ先をはじめ、自分にとって色々なことが大きく動いた激動の1年でした。大変でしたが楽しく漫画を描いて過ごせました」
――もっともお気に入りの回を教えてください。
「『死神に余命宣告されて死ぬタイプの体育教師』がお気に入りです。ページ数が多く手間がかかったのですが、途中までしんみりしている感じや、カラーを入れて死ぬ雰囲気を盛り上げられたのが気に入っています。死なないのですが」
――特にフォロワーが増えたのは?
「2話の『デスゲームで真っ先に死ぬタイプの体育教師』が1番だと思います。多分、1日で1万人くらいの方にフォローしてもらったと記憶しています。あの話は、わかりやすかったり爽快感があったりして個人的にもよかったんですが、アレくらいテンポがよい内容は、あのあと作れていないような気がします」
――当初イメージしていたゴリ先と、現在のギャップはありますか?
「当初はもっと嫌な感じのコテコテの体育教師キャラだったんですが、いつの間にかちょっとやさしい感じというか、“そのまんまゴリラ”みたいになっていますね。本来、“死亡フラグ”は『性格の悪い嫌な奴』に立ちがちなので、そっちの方がストーリーは描きやすいのですが、キャラの性格が真逆の方向に向かっているのでちょっと困っています(汗)」
――今後、「主人公っぽいやつら」に活躍の場はありますか?
「内容によっては出てくると思います。バトル漫画あるあるでは必須のキャラ達なので」
――酒井さんの描く漫画の、どんな部分に注目して見てほしいですか?
「内容はほぼワンパターンなので、飽きるまでひたすらワンパターンを楽しんでもらえたらと思います」
――2021年はどんな1年にしたいですか?
「世間も大変なので、1年後の今頃も漫画を描いていられたらいいなと思います!」
取材協力:酒井大輔さん(@sakai0129)