谷津バラ園(習志野市谷津3)のバラが間もなく見頃を迎える。(習志野経済新聞)
バラの大アーチのつるバラ
京成本線谷津駅から徒歩5分の場所にある同園。もとは谷津遊園の一施設だったが、1957(昭和32)年の閉園に伴い閉鎖。1988(昭和63)年に習志野市の都市公園として再開され、今年で37年目を迎える。
園内には世界各国のバラ800種類・7500株が植えられており、春のバラは5月中旬から6月中旬ごろに見頃を迎える。来園者は多い日で約2000人に上る。
園内東側にある「バラの大アーチ」はつるバラを誘引した50メートルに渡るトンネル。つるバラは早咲きの品種であるため、園内では比較的早く見られる。「香りの庭」では、6種類の香りに分類されるバラの香り全てを一度に楽しめるエリアとなっている。
指定管理者・所長の豊村貫太郎さんは「4月下旬ごろに早咲き品種のバラが咲き始め、6月中ごろにかけて園内全てのバラが開花する。雨の翌日は特に色が鮮やかになり、バラの美しさを楽しめる。バラは手をかければかけるほど、それに応えるようにきれいに咲くところが魅力」と話す。
例年この時期に開催している「京成バラ園」(八千代市)のベテラン講師による「バラのガイドツアー」は、5月15日~6月上旬ごろの木曜・日曜の14時から行う。春の鉢バラ販売は5月17日~6月8日までを予定。
5月・6月の開園時間は8時~18時。入園料は、高校生以上=550円、65歳以上=250円、中学生以下無料。