自由が丘「土屋鞄」で自社製品のリユース品販売 専門職人が修理

  • 2025年4月28日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 回収した自社のバッグ・革小物を修理して販売するポップアップストアが4月29日、「TSUCHIYA KABAN(つちやかばん) 自由が丘店」(目黒区自由が丘2、TEL 03-3717-8177)で始まる。(自由が丘経済新聞)

 土屋鞄製造所によるリユース品「シフォン ループトート」

  ランドセルをはじめとする革製のバッグ・小物を製造販売する土屋鞄製造所(足立区)が2021年に始めたリユース事業の一環。使わなくなった自社製品を引き取って修理し、販売する。

  集めた製品は、リユース専門の職人が自社工房で修理とメンテナンスを施す。製品の状態に応じて、クリーニングや保革、補色などの革のメンテナンスのほか、内装の張り替え、ファスナーなど破損したパーツの交換、糸のほつれ直しなどを行う。

  販売するアイテムは、ショルダーバッグ、トートバッグが中心となる予定。そのほか、過去に数量限定色として販売し、現在は廃番品となっているオイルヌメ革のジップトップショルダー、トートバッグ、バックパックなどもそろえ、「土屋鞄のこれまでの歩みを感じてもらえる製品も販売する」という。

 価格は、同社が新品として販売した時の40~75%ほどに抑える。販売後は、新品と同様に返品保証や修理サービス(有料)にも対応する。

 同社広報担当者は「リユースの取り組みは今年で5年目。これまで培ったノウハウを生かし、持続可能な社会の実現に貢献できるよう今後一層の取り組みを進めていく」と話す。

 営業時間は11時~19時。火曜定休。5月19日まで。

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