東京たま未来メッセでシードルに特化したイベント　人気商品の表彰も

　「Japan Cider Cup（ジャパンサイダーカップ） 2025」が5月31日、東京たま未来メッセ（東京都立多摩産業交流センター、八王子市明神町3）1階「展示室A」で行われる。（八王子経済新聞）

　さまざまなシードルの試飲・販売も行う

　inCiderJapan（片倉町）が主催する同イベント。日本では「シードル」、英語では「サイダー」と呼ばれるリンゴの醸造酒を広く知ってもらおうと、2023年春に初開催。今回で3度目となる。

　飲食業界の専門家や一般消費者が審査し、人気のシードルを決める「Japan Cider Cup アワード」の授賞式を行う。式典は11時30分から。会場では国内外のシードルの試飲・販売などのほか、八王子の飲食店によるフードの提供や抽選会なども行う。

　毎年1000人以上が来場するという同イベント。inCiderJapan広報担当者は「青森県、宮城県、長野県などの産地から生産者が出店するほか、日本酒の酒蔵やビール醸造所でシードルの醸造を行っている方、スペインやイギリス、アメリカなどの海外から輸入している業者などさまざまなバックグラウンドを持つ出店者が会場を盛り上げる」と話す。

　ステージでは出展者がシードルを紹介する機会も設けることにしており、「『東京のシードルの聖地＝八王子』と思っていただけるように、今年も精いっぱい地域に貢献したい」と同担当者。

　開催時間は11時～18時。入場無料。