サイト内
ウェブ

第5回 免疫力アップでウィルス撃退!

  • 2009年6月4日

ヨガ  風邪予防・ウィルス対策・免疫力アップは、すべての人に必要ですよね。帰宅後のうがい、手洗いはもちろんのこと、日ごろからの身体のケアによって「自然治癒力・免疫力アップ」を心がけておきたいものです。
 今回は、「免疫力をあげるヨガ・セルフケア」についてご紹介させていただきます。ご家族みなさんで楽しみながら健康にLet's try !


自律神経のはたらきを整える

 「自律神経」とは、私たちの意思とは無関係に身体や心のバランスを保つための末梢神経系の一つ。交感神経と副交感神経からなり、暑いときには汗を出して体温を下げたり、寒いときには血管を収縮させて体温を上げたり、食べ物を摂取したら胃腸が消化活動を行ったり、朝日を浴びると目が覚めたりと、自然にそって私たちの体が生きていくための恒常性(体を一定のバランスに保つはたらき)の維持をするはたらきをしています。
 この自律神経のはたらきが著しく低下した状態を「自律神経失調症」といい、そのバランスが乱れた状態では免疫力が低下するといわれています。(医療監修:中島瑠美子医師)
 これから紹介するいくつかのヨガのポーズで、自律神経のはたらきを改善し、免疫力を高めましょう。

キャットカウのポーズ
キャットカウのポーズ
ダウンドックのポーズ
ダウンドックのポーズ
ポーズ
【おすすめのアーサナ(ポーズ)】

■キャットカウ〜猫の伸びのポーズ

  1. 肩の真下に手首、足の付け根の下に膝をおくように四つん這いになる。
  2. 息を吸って吐きながら背骨を反らせ、吸って吐く息で背中を丸める。これを数回繰り返す。
  3. 吸って吐く息で、胸を床に近づけて片手づつ上方へ伸ばす。腕の内側から体側が気持ちよく伸びるように。
  4. 腕を入れ替えて反対側も行ったら、両手を伸ばして胸を床に近づける。胸の中心が開いていくように行う。

■ローリングウェーブ

  1. ダウンドッグ(両手両足を床につけ腰を高く引き上げるヨガの基本ポーズ)になる。
  2. 吸う息で踵をあげ、吐きながら背骨をひとつづつ意識して動かすように背中を丸めながら重心を前方へ移動する。
  3. 肩が手首の真上まで来たら、腰を下げ吸う息で胸を開くようにアップドッグ(腰を下げ背骨を反らせた状態で上を向いた犬のポーズ)を行う。
  4. 吐く息であごを引き今度は首の上方から背骨をひとつづつ意識して背中を丸めながら重心を移動し、最初のダウンドッグのポーズに戻る。

■橋のポーズ(セーツ・バンダ・サルヴァンガアーサナ)
※ヨガブロックを使用します。

  1. ヨガブロックを用意して壁に足を向けるように長座で座る。
  2. 仰向けに横になり壁に足の裏がついて膝が少し曲がる位置に寝る。
  3. 腰を静かに床から離し、異常を感じなければ、ブロックを縦にして仙骨(お尻の裏側の骨)の下に置くように腰を持ち上げブロックを挿入する。
  4. ブロックで支えるようにして脚をのばし、壁にまっすぐに脚がのび、足の裏全体が壁につく位置に調節し、そのまま呼吸に意識を向けながらポーズを維持する。
  5. 一呼吸づつ身体の無駄な力が抜けて体の前面が開いていくように行う。
  6. 数分(はじめは少ない時間で徐々に様子を見て)行ったら、ゆっくり静かにブロックから腰を離し、床に腰を戻して一休みする。

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。