サイト内
ウェブ

第19回 ヒーラー & 起業家 / ポール・デスーザさん
「持続可能なしあわせ」を創り出すために…

  • 2009年4月30日

持続可能な幸せとは…

ポールさんが開発した『和道』とは何ですか?

 私が20年以上の学びと経験によって自ら開発した、人々が「持続可能な幸せ」を創造して豊かな人生を生きるための、哲学および方法論です。 私はこの『和道』を用い、個人向けのライフコーチングを始め、企業再生のためのコンサルタントや世界各国でのワークショップも開催しています。

和道気功和道気功
和道気功和道気功
あなたの人生のエネルギーを満たす『和道気功』
 和の道、英語では『Wha-Dho = The Way of Harmony』を意味します。人々が真に幸せである時、人々の「Mind・Body・Spirit - 心・身体・精神」はバランス良く統合され、同時に周囲の人々や環境などの外界とのハーモニー(調和)を生み出しています。実際、これらの調和の取れた状態で人生を謳歌している人は、決して多くはないでしょう。
 和道とは「持続可能な幸せについての哲学」であり、今日の緊張に満ちた競争社会において、人々が力強く幸せに生きることをサポートするために創られました。多くの伝統的な社会の構造や慣習の変化は、世界中の全ての文化圏において、途方も無い負荷や苦難の原因となっています。『和道』は、人間の核心的なニーズに取り組み、これまでに多くの国において成功をもたらして来ました。

 『和道』は、あなたが有意義かつ幸せに、喜びと繁栄、そして愛に満たされた人生を送るための招待状です。これは、あなた自身の周りの世界と調和が取れている状態を意味します。しかし、あなたがご自身の調和を取るために、周囲の状況や人々を無理に変えようとする必要はありません。まず「あなたから」変わり始め、あなたがあなたの人生で成し遂げたいことは何であるかを、しっかりとクリアにすることが重要です。『和道』は、あなたの人生の目的が何であるかを理解することをサポートします。


「心の声=内なる声」を聞くための瞑想

『和道』の中で、瞑想や気功の教えに力を入れているのは何故ですか?

瞑想  私たちの社会は、常に様々な情報や音が溢れかえり、自分にとって何が大切であるかを見失いがちです。多くの人々は、根底にある孤独感から無意識に一人になる時間を恐れ、絶えず携帯メールをチェックし、忙しいと言いつつも、仕事やプライベートのスケジュールが埋まっていることに安堵感を憶えます。そのような生活の中で、自分自身と向き合う時間はありません。
 瞑想は、静寂の中で、日ごろ聞く機会のない「心の声=内なる声」を聞くために行います。ご自分の内なる声、すなわち、何があなたにとって正しいか否かを知り、あなたの魂や、より高い次元からの導きを聞くための方法は、瞑想以外にありません。この点において、あなたはあなたの周囲や心のノイズを消し、静けさに耳を澄ませる必要があるのです。

 私の瞑想法は、インドのラージャヨーガ(瞑想を基本としたヨーガ行法)をベースに、私独自の学びを加えていますが、まず初めに、過去から現在に至るまでに塵のように積もった不要なエネルギー(不要な記憶、印象、問題、心身の不調など)を浄化するために、クリーニングメディテーションと呼ばれる瞑想から始めます。必要な方には、ある一定期間、この瞑想のみを続けていただくこともあります。その後、ご自分の中にすでに存在している神聖なエネルギーに気づき、内なる声を聞くためのハートメディテーションを行います。
 また、私が開発した和道気功は、ご自分の身体のエネルギーの循環を活性させ、生命力を増すことによって、地に足をつけて力強く生きて行くことに有効です。人間の身体は、分子から成り立つ一つのエネルギー体ですから、そのエネルギーの質を上げ、流れを良くすることは、身体的な改善のみならず、人生の質を上げることにも繋がるのです。すなわち、ご自分のエネルギーレベルがアップすれば、自ずと問題は改善され、不要になった人間関係なども自然と遠ざかって行きます。代わりに、これまで手が届かないと思っていた事柄の現実化や、質の高い、信頼と愛情に満ちた人間関係を築くことができるようになります。


「神聖なエネルギー」、それは具体的にどのようなものですか?

ネイティブアメリカンMakha Nation Reservationのフェスティバルに参加
ネイティブアメリカンMakha Nation Reservationのフェスティバルに参加
ネイティブアメリカンの人々と
ネイティブアメリカンの人々と
 私はクリスチャンとしての教育を受けましたが、現在は特定の宗教を信仰していません。私にとっての神聖なエネルギーや存在とは、この世を創造し司る、大いなる意識や存在を意味します。それは、桜が秋ではなく毎年春に咲くことや、私たちの身体が、私たちが指図をせずとも呼吸をし、様々な細胞が日々生まれ変わっていることに見られるような、大いなる自然の摂理です。その存在を神や宇宙と表現することもあります。

ヒーラーとしての自覚が生まれたのはいつ頃でしょうか?

 1990年に中国人の師匠から気功を学んでいた際、ある時一瞬の静けさが訪れました。その静けさの中に、人を癒すエネルギーを見出したのです。それは実に大きな気づきでした。その後はインドへ一時帰国し、ヒーリングの手法を磨きました。さらにアメリカへ戻ったのちに、あるネイティブアメリカンのシャーマンとの出会いがあり、彼のもとで瞑想やシャーマニズム、ネイティブアメリカンの思想を学びました。その過程において死生観も変化し、父や姉の死、離婚や近しい従弟の自殺などによる心の痛みも癒えて行きました。そして1998年のある日、宇宙の普遍的なエネルギーと繋がる新たな気づきを得たのです。
 私が人を癒す時、そこに準備やシナリオはありません。目の前にいる人に何が必要かは、宇宙と繋がることによって必然的に降りて来ます。私は宇宙から放たれる神聖なエネルギーの、いわば媒介と言えるでしょう。



キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。