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第11回 LOHASコンファレンス・ディレクター/テッド・ニンさん
LOHASコンファレンス・ディレクターとして活躍中のテッド・ニンさんに聞きました。

  • 2007年10月1日

LOHASコンファレンス・ディレクターとして
活躍中のテッド・ニンさんに聞きました。

LOHASコンファレンス・ディレクター/テッド・ニンさん


ターゲットは、同じ消費者・・・

LOHAS フォーラムや他の会議などでどんなことを感じますか?

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LOHAS 11 Forumで歓談のひととき

 LOHASフォーラムの目標は、すべてのLOHASセクターからリーダーを連れてきて、学んで、みんな一緒にLOHAS市場を拡大する方法について話すことです。多くの企業は、彼らが同じ消費者を対象としているとは思っていません。

 例えば、ヨガの企業はハイブリッド車の会社と同じ人を対象としたクロスオーバーマーケットなのです。私たちは情報だけでなく洗練された環境にやさしいコミュニケーション・コンベンションを心がけており、私たちのこのコンセプトが成功したと思っています。

世界に広がるLOHAS

LOHASの関心が韓国や台湾でもポピュラーになったと聞いています。そして今年7月にあなたは台北へ行かれましたよね。

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 LOHASは世界中で広まりました。

 シンガポールは、他のアジア諸国に『LOHAS都市(花いっぱいでクリーン)』としてLOHASブランドを使っていますし、韓国は、輸入されたナチュラルプロダクツを公認するのにLOHASブランドを使用しています。 台湾は、健康なライフスタイルを促進するのにそれを使用しています。

 そしてLOHASは、ニュージーランドとオーストラリアにも普及しています。 ヨーロッパでは、ドイツとオランダが関心を持っています。私たちはLOHASが世界的な広がりを持ってきたことをとても喜んでいますし、この活動に協力しています。

 私たちは、人々にインターネット上で、オープンソースプログラミングのようにLOHASを扱ってほしいと思います。彼らがいつでも誰でも使うことができるように、そしてそれを使って、改良、改善を加え、リソースしていくことです。進化していくことが持続することだからです。

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 台湾では、7月に同業組合(ジェトロのような)であるTAITRAによって主催された会議がありました。およそ300人が出席し、LOHASの概念に興味を持っている人が大勢いました。これはすばらしいと思います。

 私の父の両親は中国からアメリカに来ました。 私には台湾に親類がいます。 そして、中国語を学んでいた大学生のときに、私は台湾で研究活動しました。 したがって、私は中国語と日本語を少し話すことができるので、人々と交流するのが楽しみでもあります。


■インタビュー後記

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今年7月東京・浅草で

毎年開かれるLOHASフォーラムを通じて、日本人の知古も多く、やさしい人柄で親しまれている。
大の日本びいきでLOHASに通じる「自然に生きる、生かされている」という日本文化を良く理解しているようだ。ビジネスに、コミュニケーションにLOHASが大いに利用され、生かされていくことが大切と訴える。LOHASの囲い込みで厳しい批判にさらされた何処かの国とはひと味違い、本来のLOHASの在り方を知らされた思いだった。LOHASが自然に身についており、心地よいインタビューを行うことができた。

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