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第8回 北京Weekly 経営者/久保尚太郎さん
中国市場にウィークリーマンションというサービスを そして日本と中国の架け橋に

  • 2007年2月1日
 

中国市場に
ウィークリーマンションというサービスを
そして日本と中国の架け橋に

北京Weekly 経営者/久保尚太郎さん

日本と中国の架け橋に

久保さんのウィークリーマンションについてお聞かせください

 中学・高校とニューヨークのマンハッタンから車で30分のところに住んでいました。いつのころからか「異文化の面白いところやいいところを伝えたい、異文化の共有体験をしてもらいたい」と思うようになりました。東京での学生時代もアメリカ、台湾、ヨーロッパから来たお客さんを新宿都庁や築地、に案内し、日本を感じてもらうことが好きでした。それを大事にしたいと思っています。

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ウィークリーマンション内の池

 ウィークリーマンションの事業は私が中国に来たときに感じた経験にも基づいています。北京に初めて来たとき、まず住む場所を見つけるわけですが、学校の宿舎の環境はあまりよくなく、狭い。アパートはというと、一年以上の契約でしか話をしてくれないし、ホテルは高いのです。もっと「日本のようなウィークリーマンションはないのかな?」と感じたのがきっかけです。
 今は、日系や外資系企業向けに短期研修・長期出張などの滞在サービスを行っています。「仕事しやすさ・快適さ」を重視し、「日本式サービス」の徹底を目指し、従業員に教育をしています。

左上の写真は、ウィークリーマンションの朝食が取れる場所です。そこに写っているウェイトレスの彼女は、山東省から北京に来た出稼ぎ組です。

今後はどのようにお考えですか?

 今後はウィークリーマンションビジネスを北京だけでなく、上海、天津にも展開していく予定です。
 また、これから北京語言大学と提携して独自の中国語の学校づくりをしていくことが決まっています。北京語言大学の現役の教師陣を迎え、8人以下の少人数制で、午後にはマンツーマンレッスンをします。やはり語学は自分の思い・考えを伝えることが重要なので、そこを重視します。

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ウィークリーマンションの建物の一つ

 学校のロケーションは国貿・双井橋エリアを予定していて、ビジネス中心から近いロケーションで中国ビジネスへ興味ある方へのカリキュラムも組む予定です。北京語言大学との連携をとり様々なリソースを使えるだけでなく、最高の中国語トレーニングを施せる学校にしていくつもりです。

 オリンピックへむけて、タクシーまで変わってきています。どんどんと新しい車にかわり、初乗りの値段も3年前には1.2元(約18円)だったのが、1.6元(約24円)となり、最近で2.0元(約30円)です。
 中国の市場はどんどんと伸びていくといわれていますが、文化や習慣の違いから中国の市場に切り込んでいく時には十分な理解なしには難しいといわれています。我々のこれから作る学校では中国語を学び、そしてそれを実践で使っていくことに重点を置くプログラムを組む予定です。今は告知はほとんどしていませんが、もうすでにアメリカから、日本から生徒が集まってきています。真剣に中国と向き合い、勉強する人達とあうのが今から楽しみです。

■北京Weekly

URL:http://www.elmr.net
E-mail:info@elmr.net
[ お問い合わせ ]
TEL:03-4590-2927

 

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