会場中が絶叫に包まれたBIGBANGのステージ / (C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
11月23日(土)京セラドーム大阪で開催された、「MAMA AWARDS(Mnet ASIAN MUSIC AWARDS)」で、「キングオブK-POP」G-DRAGONが見せた伝説級ステージはいまだSNSやYouTubeで驚きと興奮をもって多くの人が話題にしている状況。
YouTubeのM-netの公式動画は12月14日時点で3,450万再生、同じくM-netYouTubeのBIGBANG - BANG BANG BANG + FANTASTIC BABYのパフォーマンス動画は2,360万回再生、合わせて5,800万回超再生を突破! 12月12日にMAMA公式からポストされたG-DRAGONのビハインド画像は数千リポストといまだ勢いは衰えず。
12月13日(金)~15日(日)にMnetで字幕版が放映されるタイミングで振り返り&人気韓流ナビゲーター・みんしるさんにBIGBANG再集結の衝撃についてうかがいました!
「ドームが壊れそう」なほどに大きな揺れと衝撃が走ったBIGBANGの再集結
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11月23日(土)京セラドーム大阪。
『無題(Untitled、2014)』の後、7年ぶりに発表した新曲『POWER』で日本で9年ぶりとなるパフォーマンスを披露したG-DRAGON。
まさに王者の風格といったものすごいオーラとパフォーマンスで会場を圧倒。
G-DRAGONはピンクカラーの衣装で / (C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
G-DRAGON / (C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
G-DRAGON / (C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
続いて直前にサプライズ配信された『HOME SWEET HOME』へ。そこにBIGBANGのメンバーのSOL&D-LITEが合流し、会場からは悲鳴のような大歓声が!
まさか日本で再集結するとは!サプライズ登場に会場に悲鳴が! / (C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
ステージ下に消えた3人。彼らが去ったステージを驚きの表情で見つめつつも、興奮冷めやらぬ観客。
そんな中、BIGBANGの文字が大型画面に点滅し始め、BIGBANGを呼ぶよう促すような演出が。
「まさかBIGBANGとして3人が登場する…⁉」と信じられないという表情を見せるプレゼンターやステージ上のアイドルやアーティスト、そして観客たち。
会場全体が巨大なBIGBANGコール包まれると…。ステージが赤く染まり、ついに「BIGBANG」としての3人が登場!
別格…BIGBANGの強烈なステージ / (C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
BIGBANGの代表曲『BANG BANG BANG』のイントロに大観衆は大熱狂!
BIGBANGのステージが始まると左右に上下にリアルに会場全体が揺れるという「巨大な京セラドームが熱狂のディスコ状態」の状況に周囲の記者たちも驚きを隠せていませんでした。
BIGBANGが大阪で再集結し、会場でレジェンド曲を披露! 会場にいた記者たちが驚くほどの揺れが!▶次もBIGBANG圧巻のステージ / (C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
SNSでは「BIGBANG」がトレンド入りし、「BIGBANG王者すぎてやばい」「最高に凄すぎる」「泣いた」「王の帰還」という声が多くポストされ、約3週間たった今も、その興奮や感動はSNSに続々ポストされています。
「MAMA AWARDS2024」日本公演2DAYSの中でも最大級の大歓声と揺れを巻き起こし「K-POP界の王の帰還」という言葉がふさわしい圧巻のステージを披露したBIGBANG。
こんなにも熱狂をもって迎えられた理由について、韓国エンタメに詳しいみんしるさんにうかがいました!
「誰もが待ち望んできた 『レジェンドの帰還』」(韓流ナビゲーター・みんしるさん)
「先日MAMAで遂に復活を果たしたG-DRAGON、 そしてBIGBANG。いまだあの時の興奮は冷めやらず、 動画の視聴数もぐんぐん上昇中ですね。 ステージに登場した時の京セラドームの屋根がまるで吹き飛ぶかもしれない、と思ってしまうほどの観客の盛り上がりの凄さはもちろん、 総立ちで見守る出演アーティストたちも胸の高鳴りを抑えきれない表情でしたね。
なぜあのステージが特別なのか。
それは誰もが待ち望んできた 『レジェンドの帰還』だったからです。
BIGBANGは2006年に韓国でデビュー。
今までにない音楽性とカリスマ的なルックスで注目を集め2007年にリリースした曲 『LIES』 でその人気を決定づけました。
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2008年に日本正式デビューを果たすと『東方神起』と2分する人気グループに成長。 『FANTASTIC BABY』や『HaruHaru』 『BANG BANG BANG』 などのヒット曲を生み出す中2013年から2017年まで毎年ドームツアーを成功させ、 新曲リリースがなくともチケットをソールドアウトさせてしまうという、モンスター級のグループとなりました。
「自分自身がカムバックをのぞんでいる」とD-LITEの番組で語っていたG-DRAGON。まさにキングオブK-POPの帰還! / (C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
そんなBIGBANGの最重要人物がリーダーでもあるG-DRAGONです。
12歳から6年間、 YG ENTERTAINMENTの練習生として過ごした彼はグループのラッパーであるだけでなくプロデュースやソングライティングでも才能を発揮、ヒット曲のほとんどを彼が手がけていることからBIGBANGの要といっても過言ではありません。
K-popにおいて大衆性だけでなくさまざまな流行とジャンルを取り入れ大ヒットした曲の数々は今なお老若男女多くの人々に愛されています。
また2009年からはソロ活動もスタートさせ、 グループとは別にソロとしてドーム公演を行っています。
常に一歩先ゆく音楽的才能を持つG-DRAGONですが、 彼のもう一つの魅力はカリスマ的なファッションセンス。 今でこそK-popアイドルや韓国俳優が海外高級ブランドのファッションショーに呼ばれることが普通の光景となりましたが、 そのパイオニアとなったのは紛れもなく彼でしょう。
CHANELのデザイナー、カール・ラガーフェルドのお気に入りで、アジア初の男性アンバサダーとなり、 ショーの最前にはいつも彼の姿がありました。
彼のファッション、 ヘアスタイル、 メイクを多くの若者がこぞって真似をし、 着用した服は高額であろうともすぐに完売してしまうほど。
そんな彼が立ち上げたブランドが『ピース・マイナス・ワン』。
ポイントとなるデザインはデイジーです。
よく見ると時計の8時の方向の花びらが一枚欠けているのですが、 これには理由があって、 G-DRAGONの誕生日が1988年8月18日ということから彼が好きな数字が 「8」、 つまり彼を象徴するナンバーなんですね。
またデイジーの花言葉は 『平和』で 『デイジー=平和』 から1枚の花びらが欠けている、 つまり 『ピース・マイナス・ワン』 でブランド名の由来となり、デザインになっているデイジーはG-DRAGON本人を表していると言われています。
私は今までBIGBANGのアリーナ&ドームツアー、 そしてG-DRAGONのドームツアーにも参加しましたが、ステージングも観客のノリもそれまで見てきたものとは違うものでした。
K-popアイドルという枠からはみ出たカリスマの集合体という感じで、 アイドルではなくグローバルに通じるアーティストのステージでした。
旬のモデルさんやタレントさんもBIGBANGには行く!という流れもあり、 当時は明らかに今までとは違うムーブメントが来ているな、と感じたものでした。
またファッションアイコンとしてのG-DRAGONのカリスマを目の当たりにしたのは空港ですれ違った時。 見たこともないビッグサイズのエルメスの真っ赤なバーキンを持ち横切るその姿とオーラに圧倒され、 うわ~と口を開けて彼の姿を目で追ったことを覚えています。
韓国の90年代の大衆文化のアイコンといえばソ・テジで、あの頃を舞台にしたドラマや映画のセリフにもよく登場するのですが(最近だと 『財閥家の末息子』 など)、21世紀の大衆文化のアイコンはきっとG-DRAGONになるのだと思います。
また賞をとりにきたい、と語った / (C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
MUSIC VISIONARY OF THE YEAR_を受賞したG-DRAGON / (C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
その彼が、 そしてBIGBANGが先日のMAMAのステージで遂に大復活を果たしたのは、 紛れもなく2024年最後に訪れた大事件だったのです」
(韓流ナビゲーター みんしるさん)
韓流ナビゲーター。韓流イベントのMCやラジオパーソナリティーとしても活躍中。
気になる今後の活動は…
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2024年11月に公開されたD-LITEの公式YouTube番組にG-DRAGONとSOLが登場。そこでD-LITEは「僕たちの一番の恩返しは素敵なステージを見せること」、SOLは「これから計画している僕たちの色んな姿を愛する気持ちで待っていてください。皆さんの前に立てると思います」、G-DRAGONは「空白期間が長かった分、それを埋め合わせるために惜しまず努力するつもりです」「僕自身がカムバックを望んでいます」と強い意思をもって語っていました。
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再来年は20周年、ということで同番組でD-LITEが「何もしないで過ごすわけにはいかないですよね?」と2人にいうと、G-DRAGONは「20周年なんて一度も考えたことがなかった」「20周年はもったいない。それを無駄にしてしまったら」と発言。ほかの先輩方はどう過ごしているのか、という話になり「再集結してツアーをしている」という事例を聞いていたので、もしかすると…⁉
まずは12月13日(金)~15日(日)にMnetで日本初字幕版が放映される「MAMA AWARDS」をチェック。熱狂のBIGBANG再結集ライブを見れば、「キングオブK-POP」が今後おそらく近いうちに、驚きのステージを私たちに見せてくれるに違いないと確信するはず!
■MAMA AWARDSって?
1999年にMnet「映像音楽大賞」としてスタート。2009年に韓国初のアジア音楽授賞式を宣言し「Mnet ASIAN MUSIC AWARDS」に生まれ変わり、韓国音楽産業の成長とともに着実に進化。K-POPのグローバル化をリードしてきた「MAMA AWARDS」は、アジアを超え、K-POP授賞式としては初めてアメリカへ進出。
今年は25周年を迎え、現地時間11月21日にアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアター、11月22日&23日に日本・京セラドーム大阪で開催。その模様はMnet、YouTubeチャンネルMnet K-POP、Mnet TV等を通じ全世界に生中継された。再配信は、字幕なし:12月9日(月)〜11日(水)、字幕あり:12月13日(金)〜15日(日)を予定。
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【レタスクラブ編集部YYY】