「勉強しなさい」と言われると勉強したくなくなる。「期間限定」と書いてあるお菓子をつい買っちゃう。テストの前の日に限って部屋の掃除がしたくなる。
理由はよくわからないけど、誰もが一度は経験したことのある「あるある」な現象ではないでしょうか? 実はこうした現象にはちゃんと理由があったり、研究者によって名前が付けられていたりするんです。それでは、そんな「ふしぎ現象」の名前と由来を、楽しいイラストとともに見ていきましょう。
これを知れば、家族や友達に自慢気に語れること間違いなし! ご近所さんとの会話や職場でのエレベータートークにもぴったりです。
※本記事は「ふしぎ現象」研究会 編集、ヨシタケシンスケ イラストの書籍『大人も知らない? ふしぎ現象事典』から一部抜粋・編集しました
~大人も知らない? ふしぎ現象~
嫌いな人の嫌なところばかりが目についちゃう…ナンデ?
それは… 確証バイアス
人間には「確証バイアス」という、考える時のクセのようなものがあります。「バイアス」とは「データのかたより」という意味で、私たちには知らないうちに自分にとって都合のいいことばかりを見てしまい、都合の悪いことは無視してしまう傾向があるのです。でも、たとえ嫌いな人でも良い面がまったくない、ということはないはず。意識して公平な目で見たら、友だちになれるかも。
■ふしぎ現象コラム
同じことでしかられても、好きな先生だと「確かに」と納得できても、嫌いな先生だと反発したくなる……それも、「確証バイアス」です。
編集=「ふしぎ現象」研究会、イラスト=ヨシタケシンスケ/『大人も知らない? ふしぎ現象事典』(マイクロマガジン社)