こんにちは、家事コツ研究員のヨネダです。突然ですが、皆さんは「2階の窓」をどうやって掃除していますか?内側はピカピカに拭けても、外側の真ん中はなかなか手が届きませんよね。そこで今回は、2階の窓をキレイにする方法を検証。やってみると、窓がキレイになってお部屋が明るくなりました!さっそく方法をお伝えします。
実家で大掃除をしていたとき、父が窓枠ごと外して外側を掃除していたのを思い出しました。
私もマネしてやってみることに!
窓枠を下から支えてグッと持ち上げ、下方から外せばOK。
なのですが…
お、重い!
窓枠を持ち上げるだけで、ズシッとした重みが伝わります。ガラスってこんなに重いんだ…。
実家の窓は1枚ガラスですが、我が家は複層ガラスなので、重さが増しているのかもしれません。
重さに耐えきれずヨロめきそう…。外に落っことしてしまっては大変なので、窓枠ごと外すのは諦めました(涙)
今度は、柄の長いワイパーで掃除してみることにしました。
ワイパーを落とすと危ないので、柄の穴に紐を通し、手首にくくりつけておきます。
ガラス用洗剤を吹きかけ、いざお掃除!
多少の拭きにくさはあるものの、腕だけでは届かない場所も一応キレイにできます。
これはいいかも?と思ったのですが…
内側の窓の中心部分。ココだけ、どうしても拭けません…(涙)
窓を開くと外側の窓で覆われてしまうので、どうあがいても無理。
もっともっと長い柄のワイパーを使えば地上から2階の窓を拭けるようなのですが、私にはうまく使いこなす自信がありません。
というわけで、ワイパーも断念。
残る方法はあとひとつです。
最後はこちら、マグネット式のガラスクリーナーを試してみることにしました。
強力なマグネットがついていて、窓ガラスを挟んでスライドさせれば外側も内側も掃除できるというアイテムです。私はネットショップで購入しました。
内側には薄いスポンジがついていて、この部分は取り換え可能。
替えのスポンジやワイパーなどの部品も同梱されていました。
外側用のクリーナーには落下防止用の紐がついていました。紐がゆるんでいないか確かめ、手首にくくりつけます。
つまみを回すと、マグネットの強度を調整できる仕組みです。
マグネットがかなり強力なので、手を挟まないよう気をつけてくださいね。
クリーナーを使う前に、あらかじめ窓ガラスの内側と外側にガラス用洗剤を吹きかけます。
スプレー式よりもモコモコ泡タイプの方が、クリーナーの滑りがよくなるのでおすすめです。
マグネットの強度を弱にしてクリーナーで窓を挟み、つまみを調整して強度を上げます。
しっかりと窓にくっついていることを確認したら、お掃除開始!
窓の上部を左右に往復しながら拭き、少しずつ下にずらして拭いていきます。汚れているところは、何度か往復させるとキレイになります。
拭いている最中は窓を閉めていられるので、真冬でも寒くないのが地味にうれしい♪
先端が三角になっているので、窓の四隅も残さず拭くことができます。
窓の下までキレイにしたら、垂れたガラス用洗剤をぞうきんで拭きとって終了です。
内側と外側を一気に拭けるので、短時間で終わらせることができました!
窓ひとつ拭き終わってクリーナーを見てみると、外側担当のクリーナーがしっかり泥汚れを吸い取っていてビックリ。
道路に面しておらず比較的汚れの少ない窓だったのですが、ここまで汚れていたとは…。
拭き終わった窓がこちら。
写真では分かりづらいですが、うっすらと汚れていた窓がクリアになって、お部屋がワントーン明るくなりました。
ちなみにこのアイテム、格子のはまった窓を拭くことも可能!
どうにもならないと諦めていた場所がキレイになると、気分爽快ですね~。
「2階の窓の外側を掃除する方法」について検証した結果、もっとも優秀なのはマグネット式ガラスクリーナーでした。
ただし、マグネットの調整に少しだけ慣れが必要なので、最初は1階の窓で試すことをおすすめします。また、落下防止の紐がついていますが、安全のため必ず下に人がいないことを確認してから使ってくださいね。
窓の汚れが気になるときは、ぜひお試しくださいませ!
撮影・文/米田モック