こんにちは、ズボラ系家事コツ研究員の小町ねずです。七面鳥が入手しにくい日本では、ケンタッキーのフライドチキンがクリスマスの定番料理として定着していますよね。ケンタッキーの骨付きチキンは食べた後に骨が残りますが、皆さまはこの骨をどうしていますか?
「ゴミとして捨てているけど?」という方が多いと思いますが、実にもったいない!ケンタッキーの公式サイトでは、オリジナルチキンの骨から作る鶏ガラスープのレシピが紹介されています。
今回は、残った骨を利用した「鶏出汁そば」作りにチャレンジしてみました!煮込むだけで簡単に作れるので、骨つきチキンを食べる方は試してみてくださいね。
ケンタッキーの公式サイトでは商品を利用したアレンジレシピが紹介されています。
その中で異彩を放っていたのが「鶏出汁そば」のレシピ。本来はゴミになるはずの骨から鶏ガラスープを取るという、ユニークなレシピが掲載されているんです。
・オリジナルチキン…1ピース
・オリジナルチキンの骨…3ピース分
※チキンの量は目安です。お好みで調整してください。
A
・水…3カップ
・昆布…5cm角
・ねぎの青い部分…5cm
・生姜の皮…1片分
B
・塩…小さじ1/3
・しょう油…小さじ1
・中華麺…1袋
・九条ねぎ…1本
・粗挽き黒胡椒…適量
①オリジナルチキンを食べて、スープ用の骨を用意しましょう。大きい骨がついたチキンを選ぶと、出汁が取りやすくなりますよ。
トッピング用に、1ピースだけ身を残してほぐし、レンジで軽く温めておきます。
②鍋に骨とAの材料を入れて沸騰させます。
③ひと煮立ちしたらアクが出てくるので、取り除きます。
④弱火にして30分煮込みます。火を弱めないと、スープが濃く濁ってしまうことがあるので要注意。
⑤ザルでスープをこします。
白濁した鶏ガラスープが取れました!
⑥スープにBの調味料を加えて、仕上げます。
調味料の量は、味を確認しながら調整してください。
⑦別の鍋で中華麺をゆでて、しっかり湯切りをしたら器に移します。
⑧鶏ガラスープを器に注ぎ、トッピング用のチキンと九条ねぎをのせます。
粗挽き黒胡椒を挽いたら完成です!
フライドチキンは味付けが濃いので、こってり系になるかと思われましたが、かなりあっさり!夜食に食べたくなる、薄味でやさしい味わいの鶏ガラスープです。
臭みや揚げ物の油っぽさも一切なし。ジャンクな印象のフライドチキンからこんな上品なスープが作れるとは驚愕しました!
ゴミになるはずの骨から作ったとは思えない本格的な仕上がりです。
中華麺との相性も良く、おいしく完食しました!ほっとする味わいで、トッピング用に残しておいたスパイシーなチキンがいいアクセントになってくれますよ。
クセがない鶏ガラスープなので、雑炊や鍋料理など、様々な料理に使えそう。大量にチキンの骨が出たときは、スープを作り置きして冷凍しておくと、何かと便利そうですね。
個人的に、骨付きチキンは食べにくくて苦手でしたが、おいしいスープが作れることがわかり、印象が一変しました。おいしく食べたあとにも、こんな楽しみがあるなんて!クリスマスに骨付きチキンを食べる方は、ぜひ作ってみてくださいね♪
撮影・文/小町ねず