こんにちは、ズボラ系家事コツ研究員の小町ねずです。暑い夏、ペットボトル飲料を冷凍させている方も多いのではないでしょうか?
筆者もやった経験がありますが、実はペットボトルを冷凍させると思わぬ事故につながることがあるので、注意が必要なんです!
今回はペットボトルを安全に冷凍させる方法を調べてみました。また、冷凍したペットボトル飲料を長持ちさせる裏ワザもご紹介!
各飲料メーカーでは、通常のペットボトル飲料の冷凍を推奨していません。
一般的なペットボトルは冷凍には対応しておらず、ボトルのラベルをよく読むと「容器が破損する場合があるため、冷凍はしないでください」などの注意書きがされています。
冷凍したい場合は、「冷凍用ペットボトル」商品を購入しましょう。冷凍対応商品は厚みや強度がある容器が使用されていて、そのまま冷凍させても変形や破損の心配がありません。
コカ・コーラの「アクエリアス」や、伊藤園の「お~いお茶」などは、通常商品と冷凍対応商品が分けられています。通常タイプはつかみやすい形状ですが、冷凍タイプは膨張に耐えられるようふっくらしているのが特徴的ですね。
また、冷凍対応商品には、容器が膨張しても破れにくいラベルが使用されていたり、冷凍しても同じ濃度でおいしく飲める工夫がされているものもあるそうですよ。
冷凍対応商品にはキャップやラベルに記載があります。スーパーやコンビニなどで購入可能なので、確認してみてくださいね。
ちなみにコンビニでは冷凍コーナーで販売されていましたよ。
冷凍対応ペットボトルも冷凍するときはコツが。まずは立てた状態で冷凍すること。
倒した状態で冷凍すると、容器が破裂したり、キャップが開きにくくなったりする恐れがあるそうです。
また、ペットボトルは冷気の吹き出し口から離して置いてください。吹き出し口をふさぐと、冷気が遮断されて冷えにくくなってしまいます。
暑い日に外出するときなど、なるべくペットボトルの冷凍状態を長持ちさせたいこともありますよね。
そこで、冷凍状態を長くキープする裏ワザを調べて試してみました!ポイントは外気をシャットアウトすること。「アルミホイル」や「乾いたタオル」を巻いて、外の空気を遮ると良いそうです。
どのくらい違いがあるのか比べてみましょう。
凍らせたペットボトルを以下の3通りで常温に置き、解凍状態を確認してみました。
A:何もしない
B:アルミホイルを2重に巻く
C:乾いたタオルを巻く
筆者はCがタオルの厚みがあるので、効果がありそうだと予想しました。違いは出るのでしょうか!?
【約2時間後】
常温に置いて約2時間後の状態がこちら。状態が確認しやすいよう、溶けた水分を抜いています。
何もしていないAは大半が溶けていますが、アルミホイルを巻いたBは冷凍状態がしっかりとキープされています。
乾いたタオルを巻いたCも、半分くらい冷凍を維持。Bほどではないけれど、健闘しています。
アルミホイル・タオルを巻き直してさらに1時間ほど置くと、BとCの差がさらに広がりました。
ペラペラと薄いアルミホイルに、これほどの効果があるとは!アルミホイルの遮熱効果の高さに驚かされました。
この裏技は、凍ったペットボトルを保冷剤の代わりに使いたいときに役立ちそうですね。
というわけで、冷凍状態を長くキープするにはアルミホイルが有効と判明しました!今回ご紹介した冷凍テクで、過酷な季節を涼しく乗り切りましょうね♪
撮影・文/小町ねず ※暮らしニスタの人気記事を再編集して配信しています。