読めそうで読めない漢字クイズ、今回ご紹介するのは「燥ぐ」です。この言葉に漢字があったのか!と驚く方も多いはず。もちろん「そうぐ」ではないですよ。
「燥」と言えば、『かわく』を意味する漢字で、「乾燥」の「そう」の字でお馴染みですね。
音読みの「ソウ」が一般的に使われていますが、実は常用漢字表外の読み方に訓読みも存在します。
それが今回の答え「燥ぐ」。
似たような意味で、「はっちゃける」「はめを外す」なんて言葉があります。どちらも弾けて機嫌よく騒いだり、度を越して調子に乗ることですよね。
そんな様子を表す言葉と言えば…わかりましたか?
「久しぶりの再会で燥ぎすぎてしまった」のように、『調子に乗ってふざけ騒ぐ』という意味の「はしゃぐ」。「燥」の字が使われているのは意外ですよね。諸説ありますが『木が乾燥して反り返る』という意味の「はしやぐ」が「燥ぐ」の語源とされているそうですよ。
まとめ/meiko 参考/デジタル大辞泉(小学館)