読めないとちょっと恥ずかしい?!身近な漢字を使った読めそうで読めない漢字クイズのお時間です!今回の漢字は、小学校2年生で習う「強」に送り仮名「か」をつけると…?
「強か」=博多弁の「つよか~」ではありませんよ。
実は「強」という漢字は様々な読み方を持つ漢字で、どれもなかなかの難読。
「強か」もその一つですが、元々は『粘り強く、なかなか屈しない。しぶといさま』といった意味と、『分量がたいへん多いさま』と言った意味の言葉です。
現在ではやや否定的なニュアンスで使われることが多くなっていて、「強かな女性」という表現は、いわゆる「あざとい女性」と似た意味で用いられます。
さて、何と読むでしょうか?
古語で「したたか物」は『強く気丈な人』といった肯定的な意味でしたが、現在では『一筋縄ではいかない、思うように扱えない人物』といった意味として用いられます。
「強かな女性」も『しおらしく見せながら、腹の中では常に損得を考えている』といった否定的な意味で多く使われています。
ぜひ肯定的な意味で、「強か」に生きていきたいものですね。
まとめ/meiko 参考/デジタル大辞泉(小学館)、実用日本語表現辞典