こんにちは、家事コツ研究員のヨネダです。突然ですが、皆さんの好きな野菜は何ですか?私は断然ブロッコリー!それも、ほんのり甘い「茎」の部分が一番好きなんです~♡というわけで、今回はブロッコリーの茎を使ったおかず2品をお伝えします。無駄なく皮がむける裏ワザもご紹介するので、ぜひチェックしてくださいね。
最近、ブロッコリーが「指定野菜」に加えられたことが話題になっていますね。
指定野菜とは、農林水産省が「消費が多く国民にとって重要な野菜」と位置づけたものです。指定野菜が新たに追加されるのは、なんと半世紀ぶりなのだとか。
ブロッコリーといえば青々としたつぼみを食べるのが一般的ですが、実は茎にもビタミンAやビタミンCといった栄養が多く含まれています。
とくにカリウムは、つぼみよりも茎の方が豊富なほど。捨てたらもったいないのです~!
ブロッコリーの茎を食べるときは、固い皮を剥くのがポイント。
包丁で削ぎ落としてもよいですが、おすすめなのは「レンジ」を使う方法です。
下部分の固いところ数センチを切り落としたら、ラップに包んで皿にのせ、600Wのレンジで1分加熱します。
取り出したら水で冷やし、表面から2~3mmの厚さを目安に手で剥いていきましょう。
写真のように、べろんっと皮が剥がれますよ。枝分かれした部分までキレイに剥けて、無駄がありません。
茎を剥いたらレッツクッキング!1品目は茎を使った「ザーサイ風」です。
皮を剥いた茎は、2mm厚さにスライスします。
切った感触が固すぎるときは、レンジで30秒~1分ほど再加熱しましょう。やわらかすぎず、食感が残るくらいがベストです。
次に、以下の調味料と和えます。
【ブロッコリーの茎100gあたり】
・鶏ガラスープの素…小さじ1
・しょうゆ…小さじ1/2
・ラー油…小さじ1
・ごま油…大さじ1
・塩…少々
好みで唐辛子の輪切りを加えると、彩りのアクセントになりますよ。
和えたら冷蔵庫で15分ほど置き、味がなじんだら完成です。
「ブロッコリーのザーサイ風」です。こりっとした歯ごたえはまさにザーサイ!
副菜はもちろん、お酒のおつまみにもぴったりです。一度食べたらハマりますよ♡
ブロッコリーの茎は、「ぬか漬け」にしても絶品です。
作り方はとてもシンプル、皮を剥いた茎をぬか床に漬けるだけ!
ぬか床がないよ!という人は、チューブタイプのぬか漬けの素を使うとお手軽です。
ラップにぬか漬けの素を絞り出し、ブロッコリーの茎にクルクル巻きます。
ラップの上から表面全体を覆うようになじませたら、冷蔵庫で休ませます。水が出るのでポリ袋に入れておきましょう。
ぬか床なら24時間、チューブタイプなら36時間ほどが目安です。
「ブロッコリーの茎のぬか漬け」です。パリッとした歯ごたえで、白いご飯にもよく合います!
ブロッコリーのほのかな甘みも感じられて、奥深い味わいです♡
茎の部分はクセがないので、和洋中のどんなアレンジにも合いますよ。ブロッコリーを買ったときはぜひお試しを~。
撮影・文/米田モック