簡単すぎる「玉止め」のやり方!誰でもピタッと結べる、絶対知っておいて損はない裏ワザ

  • 2024年1月26日
  • 暮らしニスタ

縫い始めに糸を結ぶ「玉結び」と、縫い終わりに結ぶ「玉止め」。裁縫の基本となる技術ですが、意外と上手にできないという方も多いのではないでしょうか。かくいう私もその中の一人で、上手にできなかったときはごちゃごちゃっと結んでごまかしていました。

今回、改めて玉結びと玉止めのやり方を確認してきたので、コツととも上手に結ぶ方法をご紹介します!

基本の玉結び!上手に結ぶコツは

まずは玉結びのやり方から振り返り。シンプルな方法ながら上手に結ぶコツもあるので、一緒にチェックしていきましょう!

1. 針に糸を通し、端を人差し指と親指で押さえます。

2. 糸をぐるっと一周させます。このときに端の方の糸が長いと上手にできないので、写真くらいの長さで調整しましょう。

3. 2の糸が交差している部分を押さえながら、人差し指で糸をねじります。指先まで押さえている部分が来たらストップ。

4. ねじった部分を中指と親指で押さえながら、糸を引っ張ったら完成。

しっかりと結び目ができました。人差し指と親指で押さえていたものが、4から中指と親指に切り替わる、ここが結構重要なポイント。私はこの工程をすっかり忘れ、人差し指と親指のまま糸を引っ張っていたため、いつも仕上がりが不安定でした…。

針を使った玉結びも簡単!大きさの調整が自由に

針を使った玉結びも簡単&結ぶ目の大きさの調整も自由にできるので、合わせてチェックしていきましょう!

1. 針に糸を2〜3周巻き付けます。巻きつける回数によって結び目の大きさを調整可能です。

2. 巻き付けた部分を指で押さえて、針を赤矢印方向に抜いたら完成です。

とっても簡単で大きさも自由に調整できるのがこの方法のポイント。個人的には指に巻き付けるよりも、こちらの方がスムーズに出来て気に入りました! 

玉止めのコツ!狙った場所にピタッと留める方法①

続いては玉止めのやり方を3つご紹介。まずはさきほどの玉結びと同じような手順で結ぶ方法です!

1. 針に糸を2〜3周巻き付けます。巻き付けた場所で結び目ができるので位置を調整してください。

今回は、最後に糸を通した場所にそのまま玉止めをしたいので、針を穴に寄せて巻き付けています。

ピタッと糸を寄せ付けて

2. 指で巻き付けた部分を押さえながら、針を抜いたら完成です。

しっかりと玉止めができました。いつもは結び目が遠くにできちゃったりしていたのですが、この方法なら狙った場所にバッチリ玉止めできます。針に糸を巻きつける方法、本当に便利!針に糸を巻きつける方法、本当に便利!

安定感バツグン!玉止めの方法②

続いてはすこしやり方を変えた玉止めの方法です。

1. 最後に糸を通した穴の近くで、すこし布をすくい、輪を作ります。 

2. 作った輪の中に、針を針穴から通して糸を引っ張ります。

糸を引っ張ると結び目ができます。 

3. 1〜2をもう一度繰り返したら完成です。

この玉止めでは布地も一緒にすくっているので、しっかりと固定されているのがポイント。糸がゆるむ気配もありません! 

糸が短いときの玉どめの方法!知ってたら絶対便利

最後にご紹介するのは、写真のように糸が短かったときに役立つ裏ワザ。この方法を知っているか知らないかで、クオリティに大きな差が出る気がします! ……もっと早く知りたかった。

1. まずは針穴のギリギリで糸を切ります。 

2. 糸を根本から針に2〜3周巻き付けます。 

3.  切った糸の先を針穴に通します。通した糸はそのままでOKです(結べない長さのはず!)。

4. 巻き付けた部分を指で押さえながら、針を抜いたら完成です。

糸が短くてもしっかり玉止めが出来ました。圧倒的に時短にもなるので、これは知っておかないと損なレベルの裏ワザです!

今回は裁縫の基本、玉結びと玉止めのやり方を振り返りました。いつもぐちゃぐちゃになった玉止めを見て、「自分は不器用だなあ」なんて思っていましたが、単純にやり方がわかっていなかっただけなんですね。

やり方やコツが分かれば、誰でも簡単にキレイに結び目ができますよ。同じく苦手意識を持っている方がいらっしゃればぜひお試しください。「針に糸を2〜3回巻きつける」これが大きなポイントです!

文・写真/滝谷遥

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