本を支えたりする以外にも、お皿を立てたり、ひきだしや収納用品の中を仕切ったりと、何かと重宝する「ブックエンド」。実は、「支える・仕切る」以外にも、これはナイスアイデア!!な使い方があるそう。
教えてくれたのは、ライフオーガナイザーのヤマモトアキコさん。
使用するのは、「L字型のスチール製ブックエンド」と「マグネットフック」。
ブックエンドにマグネットフックを取り付けることで手軽な「掛ける収納のためのラック」の出来上がりです。
写真のように、ブックエンドとマグネットフックは同系色を選ぶとスッキリした見た目になりますが、フックの位置がわかりやすいように、あえて違う色にするのもおすすめです。
フックにフープピアスやリングなどを掛けておきます。また、スタッズピアスや重さのあるバングルなどの「掛けられないアクセサリー」のために、L字の下部分にトレイなどを置いておくと便利です。
こうしておくことで、慌ただしい外出前でも、コーディネートを考えるのが面倒なときでも、アクセサリーをパッと手に取ることができます。ノーアクセサリーで物足りないという事態を回避できますね。
鍵や腕時計など「外出時に必ず身に着けるモノ」をまとめておくことで、忘れ物対策ができます。ブックエンドの大きさを選べばさほど場所を取らないので、玄関先にも置きやすいのではないでしょうか。
ちなみに、キーホルダーなどの長さがあるモノを掛けたい場合は、ブックエンドの向きを変えてみるとうまくハマることがありますので、試してみてくださいね。
ブックエンドのL字型を生かして家具の角に沿わせることで、気軽にフックが取り付けられるようになります。
写真は我が家の例で、パソコンラックとして使っているスチールラックにブックエンドを沿わせてマグネットフックをつけ、充電ケーブルを掛けている様子です。
正面から見るとこんな感じです。
パソコン以外にも、スマホやワイヤレスイヤホンなどもこの場所を定位置にしており、充電もこの場所でしています。スマホとイヤホン、それぞれの充電ケーブルをパッと手に取ることができるので、ストレスがありません。
ブックエンドの落下防止のために上側にはあまり動かさないモノを重石代わりに置いて、押さえておくのがポイントです。
マグネットフックがなくても100均商品の組み合わせで解決できます。
今回は、粘着式のフックにマグネットシートを貼り付けて、マグネットフックを自作しました!掛けたいモノに合わせてマグネットの強さを選べば、充分使えます。
文・写真/ヤマモトアキコ ※暮らしニスタ人気記事を再編集して配信しています。