この言葉を単独で差し出されたら、読める人はほとんどいないかも?という、読めないけど読めたら自慢できそうな“難読漢字”をクイズ形式で紹介。今回は、さわやかな5月にちなんでこちらの漢字です。
難読クイズでは割と有名なこの漢字。見たことありませんか?
「五月」と書いて「さつき」と読むのはおそらくみなさんご存知でしょう。
でも「五月蠅い」は、「五月」の部分を「さつき」とは読みません。
こちらは漢字ひとつひとつの読み方とは関係なく、「今日=きょう」や「明後日=あさって」のように、熟語のセットでの読み方をする「熟字訓」というタイプです。
こういった熟字訓の読み方の場合、言葉の意味を汲んでその漢字を当てている場合も多いので、ヒントはと言えば、やはり「五月」の「蠅」。
なんて考えていたら、五月の気持ち良い風に乗って,ウワサの「蠅」が一匹入ってきました。
ブーンブーンと円を描いて飛んで、もう、集中できやしません。
気がつけばいつの間にか2匹に増えて仲良くブンブン飛び回っています。
ちょっともう、いい加減にして。うるさーい!
あら?今なんて言いました?さあ、もうわかりましたね。
「うるさい」には「煩い」という、もうひとつの漢字表記があるんです。
それでも、明治時代に使われ出したというこの「五月蠅い」の表記は、騒々しくてイラッとする状況をよく表していて面白みがありますよね。
さらにある人のブログで「【八月蝉い=うるさい】でもよいのではないか」という衝撃のアイデアを発見してしまいました。まさに!!!
▶記事を読む⇒【然し】を「ぜんし」と読むと笑われます!【読めないと恥ずかしい漢字クイズ】
▶記事を読む⇒【態態】を「たいたい」と読むと笑われます!【読めないと恥ずかしい漢字クイズ】
では次回をお楽しみに!
まとめ/伊波裕子 ※暮らしニスタの過去の人気記事を再編集して配信しています。