ファミレスにいる猫耳ロボの兄弟分。
自動運転する掃除機やソニーの犬型ロボ「aibo」など、我々の周りにはロボットがたくさんいます。ファミレスでは猫耳の配膳ロボが活躍していますが、製造元のPudu Technology Inc.から2本の腕と5本指を持つセミ・ヒューマノイド、「FlashBot」が登場しました。
2足歩行ではないから半人型のセミってことなのでしょうね。移動はスムーズで安定感もあります。顔は10.1インチのタッチスクリーンですが、表情豊かでカワイイですよね。AIの賢さと、深度カメラ、LiDAR、パノラマカメラ、圧力感知などのセンサーで軽作業はお任せです。
「◯号室に配達お願い」などの音声指示に応え、荷物をお腹のボックスに収納。自律的に目的地までの任務を計画し、空間認識で自らをナビします。エレベーターのボタン操作も指を使い、人間と指が触れ合いそうになると内蔵AIで「お先にどうぞ」と譲ってくれる安全設計。先に降りる人に手を降る姿はキュートですね。
Image: Pudu Technology Inc.音声指示だけでなく、遠隔からテキストベースの指示にも応えます。人間側は専用アプリで位置を確認できて安心。お腹に入らない物は台車を押して運び、自動で充電ポートに戻る機能もあります。
アクロバットやカンフーができるロボも良いですが、実際問題やっぱり実用性が大事ですよね。
「FlashBot」は愛嬌がありますし、ヘタに2足歩行型を使わずとも安心して作業や家事をお願いできそうです。オフィスやホテルなどの商業施設で有用そうですが、いつか猫耳の弟としてファミレスにも配備されても活躍するでしょう。
Source: YouTube (1, 2) , Pudu Technology Inc. via NEW ATLAS, YANKO DESIGN
書籍(Kindle版もあります)