エアプランツは土や水の代わりに、葉が空気中の水分を吸収して育ちます。
「じゃあ水やりはいらないのでは?」と思う方もいらっしゃいますが、適度に水分は必要です。
では、いつあげたらいいのかわからない方のために、やり方などを紹介します。
エアプランツとは、土いらずで育つ植物です。頻繁に水やりをする必要もなく、肥料も必要ありません。
葉っぱが勝手に空気中の水分を吸収してくれます。
エアプランツというのは植物名ではなく、エアプランツという栽培方法と言った方が正しいでしょう。
この栽培方法では730種類ほどの品種を育てることが出来ます。
エアータイプとタンクタイプの2種類があり、エアータイプでは樹木に着生して、葉っぱや根っこから水を吸収します。タンクタイプでは、葉っぱの中心部に水を貯めておき、葉っぱの根本から水分を吸収していきます。
エアプランツにも日当たりや置き場所など、環境を整えてあげる必要があります。
直射日光を当てる必要はありませんか、そうでない光であれば当てるほうが成長も早くなります。
土が必要ないため、テーブルにそのまま置いたりぶら下げたり、いろんな方法で飾るように置くことが出来ます。
エアプランツも植物ですから水はやはり必要です。とはいっても他の植物のように毎朝あげなくても良いです。
エアプランツで育つ植物は、夜行性のため夜に水分をあげます。また昼間は気孔が閉じているため水を吸収してくれません。なので夕方から夜にかけて水やりをしましょう。
水やりの方法としては、霧吹きか、水を張ったバケツにエアプランツを浸すという2つの方法があります。
水やりの頻度は、気温や湿度によって変わります。基本は霧吹きで行いますが、月に1回程度は水に浸す方法で水やりを行います。
エアプランツは、土や水もいらないのでとても簡単な栽培方法に思われます。それでもやはり生き物ですから、育てる際に水はきちんと与えなければなりません。
他の植物に比べてみれば手のかからない方法ですが、お手入れは様子を見て時々してあげましょう。
※トップ画像はPhoto by junsanさん@GreenSnap