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第45回エコ×エネ・カフェ『「ダイバーシティから考える環境とエネルギーの共生」~無意識の偏見:アンコンシャス・バイアスを越えて~』開催速報

  • 2024年3月5日
  • 緑のgoo編集部
エコ×エネ・カフェ速報記事

 2024年2月28日(水)に、第45回エコ×エネ・カフェ『「ダイバーシティから考える環境とエネルギーの共生」~無意識の偏見:アンコンシャス・バイアスを越えて~』をオンラインで開催しました。

 エコ×エネ・カフェは「エネルギーと環境の共生」をめざし、ゲストから提供される話題をきっかけに、気軽且つ真面目に、自分事としてエコロジーとエネルギーを考える、J-POWERの社会貢献活動の一つです。2009年から始まり、今回で45回目を迎えました。
エコ×エネ・カフェ速報記事

 今回のテーマは「ダイバーシティ」です。「エコ×エネ体験プロジェクト」では、エコとエネを相反する存在ではなく“つながり”として捉え、環境とエネルギーがバランスする社会を目指しています。

 そして、環境とエネルギーの共生には多様な価値観を尊重し、一緒に考え行動していくことが重要です。そのベースには人を大切にすることがあり、そのためには様々な違いを活かすダイバーシティとそれを受け入れ尊重するインクルージョンが必要不可欠です。

 今回のゲストは株式会社J-POWER ビジネスサービス総務部・人財開発センター、国家資格キャリアコンサルタントの三輪 秀弘(みわ ひでひろ)さんです。ダイバーシティを推進していくためにはどのようにすればいいのでしょうか?株式会社J-POWER 人事労務部 人事室 ダイバーシティ推進タスクの向吉あやか(むこよし あやか)さんも交え、ダイバーシティとインクルージョンの重要性や、ダイバーシティを阻害する無意識の偏見「アンコンシャス・バイアス」について対話を通じて学び合いました。

エコ×エネ・カフェ速報記事 三輪 秀弘(みわ ひでひろ)氏
株式会社J-POWER ビジネスサービス総務部・人財開発センター
国家資格キャリアコンサルタント

参加者同士の対話の時間

 ゲストトークの後は、参加者がブレイクアウトルーム(小部屋)にわかれて、ゲストの話から感じたこと、気づいたことについて自由に語り合いました。

エコ×エネ・カフェ速報記事

「ダイバーシティやインクルージョンなどの言葉は知っていたが、きちんと話を聞いたことがなかったので勉強になった」「自分が『高齢者は頑固だ』と無意識に思い込んでいたことに気づいて反省した」「政治家の失言を聞くたびに、日本でダイバーシティ推進なんて無理だと感じてしまう」「アンコンシャス・バイアスがあるということに気づくだけでもずいぶん違うと思う」など、さまざまな意見が交換されました。

エコ×エネ・カフェを終えて

 環境問題に興味があって今回初めて参加したという阪口博文さんは「大学院で地球環境科学を専攻していました。環境関連の仕事をしていたことがありましたが、今回は気づきをたくさんいただきとても勉強になりました。仕事で外国の方と関わるとき、最初は少し怖かったんです。でも話してみると、とても優しくていい方々で、やっぱりきちんとコミュニケーションをとることが大切だと感じました。これからも、対話を通じて理解し合っていこうとあらためて感じました」と感想を聞かせてくれました。

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 ゲストの三輪さんからは「立場の違う人たちとも対話をして受け入れていけるような環境をつくっていきたいと思っていますが、そういった意味でもブレイクアウトルームで 様々な方々のお話を伺うことができてとても貴重な体験をすることができました。そして、みなさんがとても私の話を素直に受け入れてくださっているのが印象的でした。アンコンシャス・バイアスは誰もが持っているものです。 でも、アンコンシャス・バイアスは誰もが持っていて 自分自身にもある と意識するだけでもずいぶん違います。そして、相手を受け入れられないような時でも、押し付けるのではなく一度立ち止まって対話をすることを大事にしてもらいたいと思います」というメッセージをいただきました。

 次回の記事では、第45回エコ×エネ・カフェ『「ダイバーシティから考える環境とエネルギーの共生」~無意識の偏見:アンコンシャス・バイアスを越えて~』について更に詳しくご紹介します。参加者からの質問にゲストが答える全体セッションの様子もレポートしていきますのでご期待ください。

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