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第32回 エコ×エネ・カフェ「グローバル・シチズンシップ(地球志民)とは〜私たちは未来に何をGiFTするのか〜」 開催速報

  • 2019年11月29日
  • 緑のgoo編集部
32回カフェ速報記事

 2019年11月27日(水)、第32回エコ×エネ・カフェ「グローバル・シチズンシップ(地球志民)とは〜私たちは未来に何をGiFTするのか〜」を都内で開催しました。社会人から学生まで多様な背景・価値観を持つ人たちが集い、世界をよりよくする志「グローバル・シチズンシップ(地球志民)」をテーマに対話を深めました。

 エコ×エネ・カフェは「エコロジーとエネルギーのバランスのとれた社会の実現」を目指し、ゲストの話をキッカケに気軽で真面目な対話を楽しみながら学び合うJ-POWERの社会貢献活動プログラムです。2009年から始まり今年で11年目、通算32回目を迎えました。

テーマは「SDGs」と社会を変える新しい動き

 本年度のエコ×エネ・カフェは、昨年度に続きSDGsをベースに、社会をよくするために活躍する若い人たちをゲストに「社会を変える新しい動き」をテーマに展開しています。SDGsは、国連加盟国が2015年に全会一致で採択した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にある持続可能な世界を実現するための国際目標です。
 今回のテーマは「グローバル・シチズンシップ(地球志民)とは〜私たちは未来に何をGiFTするのか〜」。世界をよりよくする志である、「グローバル・シチズンシップ(地球志民)」とはどのようなものなのでしょうか。知的に、クリエイティブに、持続可能な未来をつくるヒントを考えました。

32回カフェ速報記事

ゲスト・トーク:「グローバル・シチズンシップ(地球志民)とは〜私たちは未来に何をGiFTするのか〜」

 ゲストの辰野まどかさんは、一般社団法人グローバル教育推進プロジェクト(GiFT)の代表理事として、SDGsゴール4「質の高い教育をみんなに」のターゲット7を中心に活動しています。「グローバル・シチズンシップ」とは「世界をよりよくする志」のこと。その第一歩として、自分の感性とつながり、自分自身を受け入れていくことがとても大事だと辰野さんは語ります。
 今回のワークショップでは、辰野さん自身の体験からインスピレーションを受けつつ、参加者一人ひとりが対話を通じて自分にとってのグローバル・シチズンシップを探求しました。

32回カフェ速報記事 辰野 まどか(たつの まどか)氏
一般社団法人グローバル教育推進プロジェクト(GiFT)代表理事
持続可能な開発のための教育(ESD)円卓会議委員
東洋大学食環境科学研究科客員教授

ワークショップ:それぞれの「グローバル・シチズンシップ(地球志民)」

 一人ひとりが自分の内面とつながり、情熱を語り聞きあうことから多くの発見が生まれました。会場からは「レストランでアルバイトをしていて、大量の食料廃棄からフードロスの問題について考えるようになりました」「仕事を通じて出会った人からのある一言が人生を変えるきっかけになり、人と交流することに関心を持つようになったんです」など、さまざまな「志」がパーソナルなストーリーとともにシェアされました。
 はじめて会った人たちがほとんどにも関わらず、個人の大切なストーリーに触れることによって、互いの距離がぐっと身近に感じられたのはとても貴重な体験でした。

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エコ×エネ・カフェを終えて

 学生時代以来8年ぶりにエコ×エネ・カフェに参加した山岸弘一郎さんはMY GLOBAL CITIZENSHIPに「気候問題を考え対策を考える」と記しました。世界を旅した経験から世界の異常気象に直面したことがきっかけで問題意識を持ったのだそうです。「地球・地理の研究をしていますが、教員としての経験からも、何かのきっかけから世界が変わるということを実感しています。
 気候変動は地理でも取り上げられる注目されるテーマです。もっと詳しく知って生徒たちに伝えていきたいですし、こういう場は環境問題を考える点でもとても有効だと思いました」と感想を聞かせてくれました。

32回カフェ速報記事

 次回の記事では、辰野さんによるゲストトーク『グローバル・シチズンシップ(地球志民)とは〜私たちは未来に何をGiFTするのか〜』のについて更に掘り下げてご紹介します。ワークショップの様子もレポートしていきますのでご期待ください。

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