人と環境にやさしいスマート工場
2020年1月21日、ロート製薬株式会社は、「人と環境にやさしいスマート工場」がコンセプトの新工場棟を、上野テクノセンターに増設することを発表した。新工場棟竣工は2022年を予定しているという。
上野テクノセンターは、同社のマザー工場であり、所在地は三重県だ。「Vロートプレミアム」、「肌ラボ極潤ヒアルロン液」などの商品を生産している、品質管理および物流の拠点となっている工場だ。
地中熱・太陽光等の再生可能エネルギーを利用
“スマート工場棟”は「人にやさしい」・「環境にやさしい」という2つのコンセプトをもつ工場だ。I・IoTとAIを活用し安全確保と省力化を行い、生産性を向上させることで「人にやさしい」工場を目指す。
「環境にやさしい」工場とするため、地中熱・太陽光等の再生可能エネルギーを採用し、エネルギー消費量を低減させる。さらに、エコ資材への順次切り替えも行っていく。目標は、既存の工場よりエネルギー消費量を20%削減することだ。新工場棟では、省エネ機器も利用する。
また、“スマート工場棟”は、生産拠点としての一面をもつ。PIC/S GMPに準拠する品質保証体制をとり、国内・国外両方の生産拠点として稼働する予定だ。新工場棟が稼働すれば、現在と比較して1.5倍の生産量となるとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ロート製薬株式会社
https://www.rohto.co.jp/news/release/2020/1023_01/