1月27日より実証を開始
日本エコライフ株式会社は、2020年1月28日、『平成31年度 需要家側エネルギーリソースを活用したバーチャルパワープラント構築実証事業費補助金』に採択されたと発表した。
同事業は、経済産業省が一般社団法人環境共創イニシアチブを通じて公募する実証事業。採択を受けて日本エコライフは、同年1月27日より実証を開始している。
電気自動車に蓄えられた電力を家庭で利用
今回の取り組みでは、電気自動車をバーチャルパワープラントのリソースとして活用することが目指される。
バーチャルパワープラントは、電力系統上に散在するエネルギーリソースを、一つの発電所のように機能させる仕組み。再生可能エネルギー発電設備や蓄電池などのエネルギー設備をIoT技術の活用によって統合的に遠隔制御する。
日本エコライフが開始した実証では、再生可能エネルギーの自家消費を最大化させるV2H(Vehicle to Home)の構築を検証。V2Hは、電気自動車に蓄えられた電力を家庭で利用するシステムを指す。
脱炭素社会の実現に貢献する
日本エコライフは、1995年の創業時より再生可能エネルギーに関わる事業を展開している企業。大規模インフラに頼ることなく、コミュニティ単位で小規模分散型のインフラ構築を目指しており、そのための取り組みとして再エネ創蓄制御システムの構築も進めている。
今回の実証を通じて同社は、脱炭素社会の実現に貢献すると共に、新たなビジネスモデルの確立も目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
日本エコライフ株式会社
https://www.j-ecolife.co.jp/「平成31年度 需要家側エネルギーリソースを活用したバーチャルパワープラント構築実証事業費補助金」に採択決定 - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/