RE100の達成を目指す企業にはトラッキング証明も
オリックス株式会社(以下「オリックス」)は12月23日、法人向けの電力小売サービスで、100%再エネ由来の電力供給を開始したと発表した。
オリックスは2009年に新電力として電力小売市場に参入し、主に店舗やオフィスビル等、高圧または特別高圧電力施設へ電力を供給してきた。現在では北海道・四国・沖縄を除く7つの電力エリアでサービスを展開している。
これまでは環境意識の高い法人向けに電力のCO2排出係数を抑えた5種類のメニューを提供してきたが、新たなメニューでは非化石証書付きの電力を供給。RE100達成を目指す企業には、発電源を示す電源のトラッキング証明を付加することもできる。
グループ内のリサイクル工場で完全再エネ化を実現
オリックスグループでは、リースが終了したOAやIT機器等をグループ内のリサイクル工場で処理しているが、2拠点の工場で新サービスを導入し、工場の完全再エネ化を実現する。
オリックスは電力小売でRE100に取り組む企業を支援するほか、エネルギー使用状況の分析から省エネの提案・実施まで、省エネとエネルギーコストの低減をトータルに支援するサービスも展開している。
(画像はオリックス公式サイトより)
▼外部リンク
オリックス リリース
https://www.orix.co.jp/オリックス環境 リリース
https://www.orix.co.jp/eco/topics/2019/1223.pdf