再生可能エネルギーグループ購入促進モデル事業
2019年11月22日、東京都は、国内では初めてとなる「再生可能エネルギーグループ購入促進モデル事業」の参加登録を12月3日(火)から開始することを発表した。
同キャンペーンは、東京都が策定する「2020年に向けた実行プラン」事業のうち、「スマート シティ 政策の柱1 スマートエネルギー都市」の一環として実施される。
「2020年に向けた実行プラン」事業では、渋谷区自転車シェアリング事業実証実験や九都県市エコドライブ講習会(東京会場)の実施、再生可能エネルギーセミナーの開催など、積極的な取り組みを続けている。
みんなでいっしょに自然の電気
同事業のキャンペーン名称は「みんなでいっしょに自然の電気」である。登録期間は、2020年1月21日(火)までとなっている。
登録は無料となっており、仮に登録しても、契約切替の義務は生じない。対象となるのは、一般家庭及び個人事業者だ。
発表されている実施事業者はアイチューザー株式会社であるが、今回のキャンペーン期間中には、新たな小売電力事業者の募集があわせて実施される。
「自然の電気」普及促進
同事業では、国内初の試みとなる、全国展開の「自然の電気」普及促進のためのビジネスモデル構築を目的としている。同キャンペーンは、来年度の実施も決定されている。
同事業は、30%以上の電気が再生可能エネルギーからなる、太陽光・風力等の「自然の電気」購入を希望する人が、グループ購入事業に参加することによって、一般家庭の標準的な価格よりもお得な電気料金で利用可能となる仕組みとなっている。
「自然の電気」とは、総電力供給量/年のうち、再生可能エネルギーが30%以上を占める電力のことを指す。FIT電気に関しては、非化石証書等を利用することにより、再生可能エネルギーとして取り扱われる。
(画像はプレスリリースより)
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東京都
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