2014年から共同開発、「Smart Star」等を販売
伊藤忠商事株式会社(以下「伊藤忠商事」)は11月25日、蓄電システムの開発・販売で連携していた株式会社エヌエフ回路設計ブロック(以下「エヌエフ社」)と、合弁会社を設立すると発表した。
エヌエフ社は1959年に設立、計測・制御の分野で独自の技術開発を続け、現在では自動車・デジタル家電製品、環境エネルギー、人工衛星や宇宙開発に至るまで、幅広い分野で活躍している。
両社の連携は業務用蓄電システムの取引から始まり、2014年に家庭用蓄電システムの共同開発に発展。家庭用リチウムイオン蓄電システム「Smart Star」や人工知能を活用した「Grid Share」を販売している。
市場拡大をにらみ新工場を建設、サービス体制強化
卒FIT家庭の多くが電力の自家消費に向かうと予想され、また災害時の停電対策としても、家庭用蓄電システムへの関心が高まっている。
両社が共同出資する「株式会社エヌエフブロッサムテクノロジーズ」では新工場を建設して関連製品の生産能力を強化。製品開発からカスタマーサービスまでを一貫して行い、国内外の市場を視野に、新規商品の開発を進めていく方針だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
伊藤忠商事 リリース
https://www.itochu.co.jp/ja/news/press/2019/191125.html