「動く蓄電池」としての活用を実現
株式会社REXEVは、2019年10月21日、湘南電力株式会社および神奈川県小田原市との間で、地域エネルギーマネジメントモデル事業に関する事業協定を締結したと発表した。
REXEVは、EV(電気自動車)を活用したカーシェアリングとエネルギーマネジメントに取り組む企業。締結された協定に基づき同社は、小田原市の指定施設などにEVを導入。脱炭素の交通手段確保と「動く蓄電池」としての活用を実現し、地域に貢献するとしている。
再エネの効果的活用に資するマネジメント
3者が締結した協定は、「小田原市EVを活用した地域エネルギーマネジメントモデル事業」に関するもの。同事業は、環境省の「脱炭素イノベーションによる地域循環共生圏構築事業のうち脱炭素型地域交通モデル構築事業」に採択されている。
同事業においてREXEVは、小田原市の指定共施設を含む地域内施設に、EVと充電設備を導入。EVを用いたエネルギーマネジメントと、再生可能エネルギーの効果的活用に資するマネジメントを共に実施する。湘南電力は再生可能エネルギー由来電力を供給し、小田原市は連絡会議の設立・運営を担う。
調印式は、10月18日に小田原市役所本庁舎にて実施
なお、同協定の調印式は、2019年10月18日に小田原市役所本庁舎にて実施された。式には、3者の代表者・関係者に加えて、複数のメディア関係者も参加。各代表者は、調印を行うと共に、同事業に関する紹介や期待の表明も行ったという。
REXEVは今後、小田原・県西エリアにおける再エネ充電EVカーシェア事業の開始を見込んでいる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
EVを活用した地域エネルギーマネジメントモデル事業に関する事業協定を締結 - 株式会社REXEV
https://rexev.co.jp/