京都大学大学院・安田陽氏が登壇
新社会システム総合研究所が2019年11月7日、東京都港区のSSKセミナールームにおいて、「欧州の電力市場と再エネ・送電インフラ投資」と題したセミナーを開催する。
講師として、京都大学大学院経済学研究科・再生可能エネルギー経済学講座特任教授の安田陽氏を迎え、欧州の電力市場設計(規制・政策)と再エネ・送電インフラ投資について、なぜ日本と海外で発想が異なるのかを考える。
講義内容について
欧州を中心とする海外では「再エネのおかげで送電インフラに投資ができる」という認識が多く、電力インフラへの投資やイノベーションが進むという好循環が生まれている中、日本においては「再エネのせいで送電増強コストが上がる」という考え方が主流だ。
電力市場や需給調整責任会社(BRP)・電力自由化と規制や、競争環境下におけるインフラ投資および費用便益分析、エビデンスに基づく政策決定(EBPM)など様々な方向から、再エネや送電インフラに対する投資の考え方がなぜ日本と海外で正反対なのかを、欧州や北米の事例を豊富に紹介しながら、電力市場設計や規制・政策のあり方を分析する。
(画像は新社会システム総合研究所HPより)
▼外部リンク
新社会システム総合研究所HP
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_19349.html